楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
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     ・おくのほそ道を歩く

大きくなった孫息子(孫息子その1)

2018年10月17日 04時49分39秒 | つれづれなるままに考えること
来年大学を卒業する孫(娘の男の子)がいる。

この夏、就活解禁になった途端に、就職先が決まったと言う。


何でも、ボクも良く知って居る名の通った企業である。

ボクが大学を卒業した年は、就職難で競争率10倍、20倍は当たり前、

44人に一人採用とか言うのもあったのに・・・・。

それにしても娘夫婦もひとまず安堵と言う所である。


この孫は、小さい時から少し変わって居て、

歩き始めた1歳少しの頃からあっちこっち、

爺ちゃんのボクも良く引っ張りまわされた。

周りの景色と人の動きなどよく見ていたと思う。

おむつを付けているころ、おしっこが出ると、

お尻が濡れていると言って、絶対に歩かなかった。

うんちが出た時は、股を開いたままで立、早く替えろとうるさかった。

母乳をそろそろ止めなくてはと母親が考えるころ、

母親が風邪を引いたら、以後母乳は止めてしまった。

海水浴に行って、水着姿なのに、パンツが濡れるからと言って、

海に入るのは嫌だと駄々をこねた。

お父さんが抱っこしてやっと海に入るや、

出てきたらパンツが濡れているから替えろと駄々をこね、

素っ裸になって、着替えのある場所へ帰らされた。


そんな孫が、小学校へ入って、「誕生日のプレゼントは何が欲しい」と聞くと、

まず動物図鑑、次の年は昆虫図鑑、その次が「カブトムシの雄雌」

これは朝日新聞の販売店が配って居たので貰った。

新聞店は虫はくれるが、虫かごはくれない。

幸いヤクルトで容器で作った虫かごを配っているのを見つけ貰った。

親はカブトムシを飼育する虫かごやカブトムシが生活する堆肥などを買わされて、

カブトムシが産卵し、幼虫のウジ虫が成長するのを観察したらしい。

カブトムシのウジ虫を一匹毎に一かごと、沢山のウジ虫を飼い始めたのには、

往生したと言う親の話を伝え聞いた。

結局ウジ虫は見事カブトムシの成虫になるや興味が失せたようだ。


同時にコンピューターゲームにはまり、うまく攻略できないからと言って、

攻略本を買わされたと親が嘆いていた。

その攻略本でゲームを攻略するやゲームには関心が無くなるや、

今度は、「フアーブル昆虫記」を買ってくれという。

「ファーブル昆虫記」は見るからに難しそうで、

ボクも読んだことが無いが、その頃、埼玉大学のフランス語科の先生が、

小学生用に翻訳した本が出ていると言う。

先ず一巻目を買い与えて、

「爺ちゃんも読みたいから終わったら貸してね」

一か月ほどで読み終わったと見えて、本を貸してくれた。

「面白かった?」と聞くと、

「うん、二巻目が読みたい」という。

こんな状況で全六巻を買わされる羽目になり、

その代わり「ファーブル昆虫記」を全巻爺ちゃんのボクモ読破できた。


その本の中にファーブル先生が自分の国(フランス)から、

レジオン・ドヌールの勲章をもらったことが触れられていた。

孫から「レジオン・ドヌール」の勲章ってな~に?」

質問されて、ハタと困った。


野口英世がレジオン・ドヌールを貰ったことしか知らない。

「黄熱病の研究をして、その病気にかかって死んだ日本の医者も貰ったことがある勲章」

と言っても、この説明ではボクにもわからないし、

孫には尚更理解できないだろう。



コメント (4)
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