楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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ポイ捨てお断りーボランティア見習い 2

2016年02月19日 06時38分58秒 | つれづれなるままに考えること
今まで沢山、身の回りの人々にお世話になった。

少しは恩返しをしたいが、思いつくところから始めた。

先ずは一日一善。
何でも良い、とにかく一日に一つ善いことをしよう、
そう思い立ったが、初めはなかなか出来ない。

わざとらしくて、恥ずかしくて、誰か見ていないだろうかなどなど・・・
電車に乗って、座席にゴミが落ちている、
自分が座ろうとする場所なら、
さっさと拾ってポケットへしまい電車を降りたらごみ箱に捨てる。

自分が座った向いの空席にゴミが落ちている時は、
このゴミをなかなか処理できない。
周りの人が「あんなゴミ拾ってどうするのだろう」、
「格好つけているな」、「善人ぶってやがる」と思っていないだろうか。
なかなか手が出せないものである。

これが電車の中でも、道路を歩いている時でも同じだ。
そんなことに関係なく、さっと出来るように成るまでは、
結構な時間がかかる。
ボクは毎日の散歩の中で、行きにゴミが落ちている場所を確認して置いて、
帰りに拾って帰ることにしている。
空き缶やペットボトル、コンビニで買った弁当の空き箱などなど。
ゴミを帰ってから処分できるからだ。


寄付についてもそうだ。
「あいつ格好つけてる、お金持だなぁ」、
たった百円でもそうだ。
まして一万円ともなると、かなり躊躇する。
「金持ちじゃあないんだからもう少し少なくしたら?」
「一万円で何が買える?お前が履いているボロ靴を二足は買えるぞ」
「たった一万円か、そんなの寄付に入らないよ」言われはしないか・・・。
こんなこと考えて居たら、一日一善どころか、何もできない。

今日はボランティア見習いで、路上の吸い殻広い。
板橋区は条例で歩きながらの喫煙は禁止されている。
指に挟んだタバコの火が、すれ違い様の子供の目に入った事件が起きた。
それが原因である。

それでも歩きタバコは無くならない。
ましてポイ捨ては路上の至る所にある。
それを日を決めて、路上のポイ捨ての吸い殻を拾う仕事。
ポイ捨て禁止の文字の入ったジャンパーを着て、
およそ一時間 15人ほどで二班に分かれ別々のコースを歩く。

捨てられている場所は、道路脇の植え込みの下とか、
下水の流れるU字溝の金網の横とか、
車道脇のU字溝は車の通りが多くて危険だから拾わないが、
この車道脇が多いことに気が付く。
車から投げ捨てるのか、歩道を歩いて車道に捨てるのか。
大通りより少し入った脇道の隅とか・・・。

一時間終わって、各自回収したポイ捨ての分量を計器で測る。
一人平均100g、全員で1・5kg。

これを月二回行う。拾うことより、ポイ捨て禁止のジャンパーで宣伝することが重要とか、
リーダーの方から教わった。

拾う姿を見て、捨てる気持ちをなくす=路上で喫煙をやめる、につなげる。
気の遠くなるような仕事であるが、根気よく続ければ実現できそう。
ボクのような見習いは、ボクを含め5人いたが、
果たして何人がこのボランティアに参加すことになるだろうか。

ボクは毎日やっているから、ここに参加は見送りにする。






コメント (13)
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