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楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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漢字と計算と音楽(老人ホームで 1)

2016年02月12日 07時26分23秒 | つれづれなるままに考えること
老人ホームでのボランティア見習いで、
漢字と計算と音楽をやると言う。
どんな展開でやるのか知らないが、

ボクなら次のような企画でやる。

漢字と計算はなんとかなるが、音楽と水泳は苦手中の苦手。
他の事はなんとか人並みに出来るが、水泳と音楽だけは殊のほか苦手である。

少し前、カラオケが全盛の頃、
「お前唄え!」と上司に名指しされて、
音楽は苦手とお断りしたが、断れば断るほどやらせたいのが人間と言うもの。
断わり切れずに音痴を承知いただいた上で歌った。
フランク・永井の「有楽町で逢いましょう」

唄い出すと、最初はみんな笑っていたが、
唄うにつれてだんだん笑い声がなくなって、
お気の毒にと言う表情に変わって行った。
一番を歌って、「終わり!」と言って止めた。

以後、誰も唄えとは言わなくなった。
そこで、負けず嫌いのボク、
作曲家の先生に押しかけて習うことにした。
先生は「習うより、拝み倒して勘弁してもらう方が良いのでは」
と忠告してくれたが、とにかく恥ずかしくない位には歌えるようになった。
しかし、もともと音痴なボクはかなり酔っぱらってからでないと、
緊張がほぐれない。

そのように前置きしてから、老人ホームで唄い出す。


「箱根八里」作詞 鳥居忱(とりいまこと):作曲 滝廉太郎(たき れんたろう)

「はこねのやまは、てんかのけん
 かんこくかんも ものならず
 ばんじょうのやま、せんじんのたに
 まえにそびえ、しりえにささう
 くもやまをめぐり、きりはたにをとざす
 ひるなおくらき、すぎのなみき
 ようちょうのしょうけいは、こけなめらか
 いっぷかんにあたるや、ばんぷもひらくなし
 てんかにたびするごうきのもののふ
 だいとうこしに あしだがけ
 はちりのいわね ふみならす、
 かくこそありしか、おうじのもののふ」

ここで音楽の練習は終わりです。

そこで老人ホームの皆さんに、漢字に替えられる所を漢字にしてただく。

正解は次の通りですが、少し難しいだろうか。

♪箱根の山は、天下の嶮(けん)
函谷関(かんこくかん)も ものならず
萬丈(ばんじょう)の山、千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)え、後方(しりへ)にささふ
雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす
昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木
羊腸(ようちょう)の小徑(しょうけい)は苔(こけ)滑らか
一夫関に当たるや、萬夫も開くなし
天下に旅する剛氣の武士(もののふ)
大刀腰に足駄がけ
八里の岩根(いはね)踏みならす、
かくこそありしか、往時の武士♪

正解を書きながら、「函谷関」はどんな所、「羊腸の小径」について、
その意味を述べ、作詞家の鳥居忱のお墓は、
本郷通りのお寺に有ることを話し、
漢字の正解を述べ、漢字の書き取りは終わりにする。

次に数字のドリルというか、数字のマジックと言うか数字のトリック。
(これはNHKラジオからマジシャンが出題)

「1~9までの任意の数字を一つ覚えてください。
 次にその数字に1を足し、二倍にしてください。
 二倍になった数字に4を足して、
 足した数字を2で割って下さい。
 割った数字から、最初に覚えた数字を引いてください。」

ここまでがドリルです、皆さん出来ましたか?


その答えは「3」です。


全員「3」の筈です。

ここまでお読みの皆さんの数字も「3」の筈です。

これはマジックでなく、トリックです。



(これでお年寄りは楽しめますでしょうか?)


コメント (9)
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