楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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豪徳寺の紅葉

2015年12月15日 08時30分38秒 | ひとり歩き旅
学校を卒業して、独身の六年間を過ごした場所、
部屋は別々であるが、同じ棟続きのアパートに友人と住んでいた。

この度、肺がんで入院治療しているこの友人が、
ラジオで豪徳寺の紅葉がとても綺麗で、
外国人が紅葉を見にきて写真を撮っている、と聞いたとボクに話した。

豪徳寺は、この友人と暮らしたアパートの近くに在ったが、
車で前を通っても、歩いて訪ねたことはなかった。
紅葉の写真を撮って、それで友人を慰めようと豪徳寺へ向かった。

ボクが今住んでいるのは板橋区で、
豪徳寺までは東京を横断するくらい遠い。
半世紀ぶりに訪ねる世田谷区役所近くであるが、
ボクが世田谷に住んでいたころは、
玉電の「宮の坂」駅で降りればすぐ目の前であった豪徳寺、
今はどうなっているか、全く分からない。

取り敢えず、カメラ片手に渋谷まで行き、
そこで「宮の坂」駅への行き方を聞いたら、東急田園都市線で「三軒茶屋」駅で、
東急世田谷線に乗り換え「宮の坂」駅で降りるとのこと。

(渋谷駅の忠犬ハチ公)

(交差点にある子供の彫像)

(渋谷駅のスクランブル交差点)

(外国人にはどうしてぶつからないのか不思議らしい)


渋谷駅でハチ公前に出るのに一苦労して、田園都市線が地下にあると知って、
地下に下りるも、田園都市線がどこに有るやら、人ごみの中を右往左往して、
駅員さんに言われたように田園都市線のホームに着いた。

田園都市線は東急であるはずが、ホームに来る電車は小田急の電車。
ホームにいた駅員さんに「三軒茶屋は停まるの?」と訊いて乗り込む。
三軒茶屋について降りたら、今度は東急世田谷線の駅の場所が解らない。
これまた駅員さんのお世話になって、やっと世田谷線にたどり着いた。

もともと玉電と云った頃は路面電車で、正式には東京急行電鉄玉川線と云った思う。
渋谷から二子玉川まで、途中三軒茶屋から下高井戸か明大前まで走っていたと思う。
途中、上町で降りると12/15・16日には世田谷のボロ市通りで催されるボロ市は有名である。

(渋谷駅にある岡本太郎の国宝級の壁画)

(渋谷駅にある岡本太郎の国宝級の壁画2)


東急電鉄の社長は、後に白木屋を買収した五藤慶太が社長で玉川線も買収、
その強引な手口の買収劇で強盗慶太とも言われた。

ある時、確か翌日給料日だった日に、給料日前なら遊び場所も空いているし、
女性にもてるだろうと、その日の帰りと翌朝の電車賃を残して、
有り金はたいて遊び歩いたことがある。
所が遅くなって、終電は終わり、
渋谷から「松陰神社」駅まで酔った勢いで歩いたことがある。
ずいぶん時間がかかった。
その「松陰神社」駅から二つ目が「宮の坂」駅である。

とんだところへ話が進んだ、話を戻すと、
東急世田谷線は、今も路面電車で全線150円、前と後ろから乗り、
前払い方式で、真ん中の二つのドアーから降りる。
こんなことも人員削減で経費を減らす会社の方針であるに違いない。

(東急世田谷線の電車)

(世田谷線の線路)

(東急世田谷線の電車2)

(世田谷線の車内)


そして無事「宮の坂」駅に到着し、そこで降りる。
紅葉が綺麗だからと豪徳寺には来たが、
どんなお寺なのかも知らないで訪ねて来た。

(つづく)

コメント (6)
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