goo blog サービス終了のお知らせ 

楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

日光 二荒山神社(芭蕉の道を歩く 20)

2012年10月26日 11時01分32秒 | 芭蕉の旅
(二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)

(日光5)
二荒山神社の参道には、何基あるか分からないほど沢山の、
石灯籠が並んでいる。

奥には二荒山神社の山門が見え、
その扁額には「正一位勲一等日光大権現」とある。
さらに奥に二荒山神社の石の鳥居があり、
奥に荘厳な本殿が見える。

(参道に並ぶ石の灯籠)

(正一位の扁額がある山門)

(石の鳥居と奥に見える本殿)

本殿の左端に、「二荒霊泉」の案内看板がある。
要約すると、
「霊峰二荒山(男体山)はじめ日光山八峰に起因する霊水が、
古くから二つの霊水が湧き出している。
一つは本社背後の洞窟から出る「薬師の霊水」で眼疾に効能があり、
もう一つは別宮滝尾社の清流「酒の泉」で、この二つの清水を、
この地に導き「二荒霊水」と名づけた泉を築いて、
拝戴することとした。
老杉の聖域で御霊水をいただき、
二荒山大神の広大深重なるご神徳をお受けください。」とある。(二荒山神社)
(二荒霊泉の看板)

この案内の隣に石の鳥居があって、奥に泉がある。
泉の中に「若水」「酒の泉」「智恵の水」の立て札があり、
霊験あらたかな感じがする。
左方向に泉を出ると、酒屋があって悪縁消滅札もあったようであるが、
そこは通り越し、霊水の流れに沿って歩くと、
「悪縁の杖」と表示した案内がある。

(石の鳥居と霊泉)

(泉の中の立て札)

(良縁の杖の案内)

案内に沿って眺めると、霊水の流れの中に竹の輪があり、
悪縁を輪のなかで水に流すよう書いてある。
面白い企画で、カミサンと二人どんな悪縁があったのか知らないが、
二人で面白がって、とにかく悪縁を流す事にした。
置いてある杖で、輪の中をかき回して悪縁を流した。
(悪縁を流す輪)

二荒山神社の本殿前で、今度は人が輪をくぐり悪縁を断ち切る願いをする。
さすがにボクは遠慮しておいた。切る悪縁が無いから・・・

帰り際にお化け灯篭と言うものに出会ったが、
無信心のボクはさっさと通り過ぎた。
(悪縁退治のの輪くぐり)
(唐胴製灯篭)
(お化け灯篭ー銅製の灯籠)

隣に世界遺産の大黒殿があった、中に入ると大黒様が飾られており、
打ち出の小槌が何個か奉納されていたが、
この小槌にそれなりのご利益があったのか、
賽銭を投げればご利益に有りつけるのかもしれないと、
欲張った事をカミサンに話したら、
財布を取り出して、賽銭を投げていた。

冗談から駒が出るかもしれない。

(大黒殿)

(大黒様と打ち出の小槌)
(招き大黒様)

 (*)二荒山神社は早くから下野国-しもつけのくに-一の宮としてうやまわれ、
鎌倉時代以後は、関東の守り神として幕府、豪族の信仰をあつめた。
「二荒」は、別読みをすると「にこう」は日光につながる。

・霊泉の 冷たさしみる 二荒山   hide-san

(自分でも気に入った句はなかなかできないものだ。)
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Potora!  NTTグループ運営!