楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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日本橋 (旧中山道を歩く 2)

2004年03月30日 09時53分00秒 | つれづれなるままに考えること
(日本橋)
日本橋を後に京を目指すことにした。
途中、界隈に残る文明開化の足跡を訪ね、
往時の偉人を偲びながら、可能な限り史跡も訪ね、
写真もふんだんに撮りながら、できるだけ当時の様子を
伝えようと、盛り沢山に欲張って歩こうと思っている。

「写真で綴る中山道」と題した方が似合うかも。

なお、歩くに当たっては、
学研文庫「中山道を歩く」横山正治/安斉達雄著を
参考にしました。

何時、京都へ着くか分からないが、
暇を見つけて、少しづつ歩いてみようと思う。

2004年3月21日(日)晴れ
日本橋界隈は、史跡が豊富にある。

出発点の日本橋。
そこはミニ博物館のようだ。

現在の日本橋は、明治44年(1911)に創設された
ルネッサンス様式のアーチ型石橋。

その日本橋のたもと。

品川方面から来て、橋を渡って左側に、
(橋の北、道路の東側)
「東京市道路元標」と、
「日本国道路元標」のレプリカがある。
真鍮で造られた本物は橋の中央、道路の真ん中にある。
危険であるから、写真を撮るのは レプリカで我慢しよう。
「日本国道路元標」の脇に日本橋を起点とする、
各地への距離が刻まれた石碑がある。

「日本国道路元標」を中心に左側(西側)に、

横浜市    29km
甲府市   131km
名古屋市  370km
京都市   503km
大阪市   550km
下関市  1076km
鹿児島市 1469km

「日本国道路元標」の右側(東側)に、

千葉市     37km
宇都宮市   107km
水戸市    118km
新潟市    344km
仙台市    350km
青森市    736km
札幌市   1156km  

二つの里程標がある。

この二つの里程標を見て、不思議に思うのは、
東方面は、本州を離れて海の向こうの札幌市までの
里程標はあるのに、
西方面については、海の向こうの那覇市までの
里程標が無いことである。
また、九州、北海道までの里程はあるのに、
四国の松山が無いのはどうしてだろうか?

この里程標が沖縄返還前に造られたから、
那覇市までの里程が刻まれていないのだろうか?
あるいは、JR(Japan Railway Company)の
線路がつながっている街までの、
距離だけを表示したのだろうか?

そんな疑問が湧いた。

橋を品川方向にもどって、
そのたもとにあるのは、
(橋の南、同じく道路の西側に)
「昔の高札場」
今は高札の形を残しているが、書かれた内容は、
日本橋の由来の碑になっている。

高札場が出来た頃は、道徳的な
「君に忠に、親に孝に...」
などの教訓が書かれていたそうであるが、
評判が良くないので取りやめになったという。
道路の反対側は晒し場になっていたというから、
不釣合いで、当然のことと言えるかもしれない。






コメント
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