楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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カミさんとボク 6 (美男美女は意外に寂しい!)

2004年01月04日 12時35分00秒 | つれづれなるままに考えること
(美男美女は意外にさみしい!)

カミさんが美人だという話は、何度か書いた。
実は、美男美女というのは、異性運に恵まれないことが多い。
どうしてだろうと考えた。
女性でも男性でも、周りから見て美男美女は、
こんな人にはきっと素敵な彼氏や彼女がいるに違いないと、
勝手に思ってアプローチを敬遠してしまうからだ。

しかし、誰もがそう思うから、
異性から声をかけられることはめったに無いらしい。
我が家の息子は、カミサン似で、
父親からは言いにくいが、背は高くハンサムである。
おまけにボクに似たのか(爆笑)頭がよい上に、
物の見方がすこぶる冷静である。

クールというか、冷たいというか、一種近寄りがたい雰囲気を持っている。
実体は優しくて、朗らかで、お人好しなのであるが。
周りから見て素敵な男性のようだが、異性の話は爪の垢ほども無い。
ボクの長姉が長男と初対面で、
「この子はきっと縁遠いわ(結婚が遅れそう)」という。
「どうして?」と聞くと、ハンサムだからと、いう。
ハンサムなら若い娘たちがちやほやするかと思ったらそうではないらしい。
誰もアプローチしないらしい。
婚期の遅れる美女も同じ理由である。
周りの人たちは、美人だから余計な世話も焼かないし、
若い男たちも、美人だから彼氏の一人や二人、
いや、四五人の中から選り取り見取りで、
その中に入ったら落ちこぼれて、恥をかくに違いないと思っているから、
アプローチしない。

ボクの友人で、すこぶるハンサムな男がいた。
我が家へよく遊びに来たが、
三人の姉が、お茶を持って出るのは「私だ」と争ったほどだが、
縁遠いことこの上も無かった。

結果として、これまた縁遠かったらしい美女とお見合いして、
運良く結婚できたというほどである。
その息子二人は、これまた親に似て美男であるため、
もう30歳も半ば過ぎるというのに、異性運が無いらしく、
今頃ボクにどこかによい人がいないか、聞いてくるほどである。
自分たちのことを考えて、もっと早く手を打つべきであった。

さて、我が家の息子であるが、年上のなりふり構わぬ女性に攻撃されて、
あっけ無く陥落結婚してしまった。
息子は美男であるが、僕に似た娘は、不細工だから心配は要らない。
気立ての良さを売り物にしてさっさと彼氏を作ってゴールイン。
考えてみると、二人のケース、どちらも女性からのアプローチで、
どちらも女性の方がリーダーシップを発揮している。

最近では、結婚は女性側に主導権があるのだろうか?
あるいは、両性とも生活力があるから、主導権は双方にあるのだろうか?

どちらでも良い。

生涯を二人で、上手く仲良く過ごせれば、

これに優るものは無い。
コメント
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