矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

良質のジャーナルのreviewer

2018-01-16 21:43:04 | 感染症関連
良質のジャーナルに投稿したり、よい仕事をすれば、良質のジャーナルからreviewerのオファーがきます。

良質のジャーナルでは、やはりエディタ―の質が高いため、大変、勉強になります。

今回、2つのジャーナルからのreviewerの機会をいただきました。

世界の一流雑誌のreviewerの機会をいただくと、とても気合が入ります。

がんばります!

同時に、自分たちも、一流雑誌に投稿できるような良質なリサーチやケースをまとめます!

オリンピックと同じですが、高い頂点を見ない限り、そこには行けない、ということを実感します。

どうやったら、世界のアリーナで仕事をし続けることができるのか。しかも日本にいながら。

北米に位置することは、到達するまでの距離がかなり短くなります。

現状で、私自身、条件としてかなりハンデの多い日本で達成させることに意欲をかきたてられます。

今後のキャリアのどこかの時点で、国外での仕事を視野にいれておりますが、母国で最大限、やってみることが当面の目標です。

15th APMEC 2018 学会報告

2018-01-14 07:34:12 | シンガポール便り
シンガポールで開催された15回目のアジアパシフィック医学教育学会で参加 発表する機会をいただきました。

今回は、oral presentation, e-poster presentationの審査員もさせていただきました。

AI 人工知能などのテクノロジーと医学教育がテーマで非常にタイムリーな話題で盛会でした。
参加者 1300名で 過去最高でした。欧州開催の学会が通常 4000-5000名規模で 毎年増えています。

参考に
米国開催の感染症学会 IDSAが5000-6000人ぐらいでしょうか。
ICAAC の頃 12000人ぐらいだったと思います。Microbeになってどのくらい参加者がいるのか存じませんが10000人規模だと思います。

欧州開催のESCMID 10000人ぐらいです。

APMEC 2018 は日本からの参加者も過去最高でした。40名ぐらいでした。

AIとどのように共存していくか。ヒトのコンピテンシーとは? などとても興味深い内容が多く
世界のエキスパートがビジョンを提示して ディスカッションが充実していました。

私のtake home message

医学教育をよくするには

Patience and Courage

Intentional collaboration AIとヒュマンの決定的違い

Just-in-caseの機械的記憶を促す教育から

Just-in-timeに自分で情報を探し 評価し応用するスキルと習慣のトレーニングへのシフト





楽しいSmall talk

2018-01-11 00:33:06 | 旅便り
旅先でいろいろな人とつかの間の出会いがあります。

インド人のご家族で日本の横浜や堺市に来たことがあるグローバル企業の方。
石油会社の人で奥様が織物のデザイナーでした。90年代に秋葉原で日本の電気製品やメモリーカード?を購入して それがとても大きな意味があったと回想されました。世界はあれから変わったね、と言われて、残念な気持ちになりました。ご家族と楽しいひとときでした。

ブラジルの親子。ブラジルは夏でホリデーシーズン。1月ごろが休暇を取る季節だそうで、お国柄が興味深いです。

マレーシアのご夫婦は、娘さんが日本で通訳をしていたと教えていただきました。英語 日本語 北京語ができるそうです。すごいですね。いまはオーストラリアで勤務されています。日本は大好きで、食べ物がおいしいと言っていました。景色は、世界中で中国が最も興味深いと言われました。私も敦煌に行ってみたいので、興味が深まりました。桂林もよかったそうです。

ハンガリーから偶然にも臨床研究している女性グループ。お一人がベトナムとハンガリーのハーフの方でどこかアジアの印象がある方でした。直感的に意気投合して 楽しいひとときでした。

スエーデンの方

ブルガリアの方。獣医さんご夫婦で、娘さんはヒトのドクターになった と言っていました。
友人がプロブディフにいることをお話したところ 喜んでくださいました。

オーストラリアのファミリー。アジアは近いので、訪問しやすいようです。

韓国のファミリーもいました。アンニョンハセヨ だけ知っているので、言ってみました。

ありがとう さよなら をその国の言葉で言うと皆さん ホッと心温まる感じの表情をされます。


教育回診 トロント大学 名取洋一郎先生

2018-01-11 00:12:16 | 感染症関連
1月には2つ教育回診が予定されております。

オープン参加できます。

2つ目が

トロント大学 移植感染症科
名取洋一郎先生

日時
2018年1月29日月曜日
8:15-17:00
懇親会あります

場所
水戸協同病院

これまでweb-based case conference を定期開催していただきました。
今回はライブセッションです。

移植感染症にご興味のある方はぜひお越しください。

教育回診 加藤良太郎先生

2018-01-10 07:43:48 | 医学教育
水戸協同病院の教育回診シリーズです。

オープン参加できますので、ぜひお越しください。

1月には2つ予定されております。

2018年1月24日水曜日 終日 10-17時
懇親会あり

場所 水戸協同病院

板橋中央病院 副院長
総合内科 および弁護士の加藤良太郎先生

血圧
医療安全についてレクチャーしていただきます。

必読 「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」

2018-01-03 14:12:52 | 著書紹介
ケントギルバートさんのベストセラー

「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」講談社 α新書

年末年始の買い込んだ本の中の一冊

本当に勉強になりました。

中国のメディアの情報は、日付以外、ほとんど信頼性に欠けるとのこと。

世界の複数のメディアでニュースを見る必要が益々 高まります。
同時に、どれも情報操作されていることを認識する必要があります。

これまで いろいろな場面で、理解できなかった中国系の人の行動がようやく解明された感じがします。

在米中や国際的な場面で、アジア系で親しみを感じつつも、違和感を感じていた国民性が儒教に支配されていたから、と説明されて、非常にクリアに納得しました。

人に合わせて行動することは少ない印象でしたが、その理由もわかりました。
逆に 日本人の 他人を優先する行動気質も 以前よりも明確になりました。

善悪でなく、無意識のうちに意思決定 行動が規定されていることを認識することで、変化できます。

世界中のいろいろな友人 知人とのお付き合いで学んだ距離感 交渉法に 文化的 学術的な理論が加わると さらに
やりやすくなる感じがします。

相手の出方が自分の文化背景から想像できないととても不安ですが、少し解消されて、交渉においては戦略が立てやすくなります。

友情の面でも、何を優先するのがベターか、以前よりも想像できる気がします。

インド系 アラブ系の方たちも個人レベルではとても親切で優秀な人も多いですが、パーソナルに理解できかねる面も多くありました。

人の行動を規定する根幹を研究することがとても興味深いです。
学生時代から文化人類学 比較文化学にとても興味があります。
シュリーマンのように どこかの時点で この興味をキャリアに統合したいです。

2018年 “天命を知る”

2018-01-01 08:05:47 | 日記
2018年は、特別です。

論語の50歳になります。

文字通り

天命を知る年です。

母国に戻って丸13年です。

その時々に、大きな目標がありましたが、すべてが統合されて、

次の10年に「天命」私の人生のミッションが明確な輪郭を持ってきました。

考えるとワクワクします。

天命の実現を信頼して ただ進むだけです。

葛西紀明さんに教えていただいた トップアスリートのパフォーマンスで、本番で不安と緊張を手放すことです。

謹賀新年 2018 🌅⛩🎍

2018-01-01 07:57:43 | 日記

2018年 あけましておめでとうございます🎍🌅🎍

初日の出



今年の目標

自分のありたい姿 状況を決めて 信頼し 実行します。

葛西紀明さんの本で トップアスリートのパフォーマンスを参考にしております。