矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

15th APMEC 2018 学会報告

2018-01-14 07:34:12 | シンガポール便り
シンガポールで開催された15回目のアジアパシフィック医学教育学会で参加 発表する機会をいただきました。

今回は、oral presentation, e-poster presentationの審査員もさせていただきました。

AI 人工知能などのテクノロジーと医学教育がテーマで非常にタイムリーな話題で盛会でした。
参加者 1300名で 過去最高でした。欧州開催の学会が通常 4000-5000名規模で 毎年増えています。

参考に
米国開催の感染症学会 IDSAが5000-6000人ぐらいでしょうか。
ICAAC の頃 12000人ぐらいだったと思います。Microbeになってどのくらい参加者がいるのか存じませんが10000人規模だと思います。

欧州開催のESCMID 10000人ぐらいです。

APMEC 2018 は日本からの参加者も過去最高でした。40名ぐらいでした。

AIとどのように共存していくか。ヒトのコンピテンシーとは? などとても興味深い内容が多く
世界のエキスパートがビジョンを提示して ディスカッションが充実していました。

私のtake home message

医学教育をよくするには

Patience and Courage

Intentional collaboration AIとヒュマンの決定的違い

Just-in-caseの機械的記憶を促す教育から

Just-in-timeに自分で情報を探し 評価し応用するスキルと習慣のトレーニングへのシフト