矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

抗菌薬適正使用のための教育 UKから(医学教育リサーチ)

2017-05-07 14:47:49 | 感染症関連

頭が感染症と医学教育を行ったり来たりしております。

両方大好きなので、ジレンマです。

臨床も好きですし、医学教育理論を深く勉強することもとても楽しく感じます。ワクワクします。

医学教育の国際学会が2つ来年ありますが、abstractの締め切りがあるため、構想を練っております。

8月には国内の日本医学教育学会もあり、今年は、事情で、日本語で抄録を出しました。結果待ち。

Literature searchしていたところ、

いかに抗菌薬適正使用を教育するか、という論文がUKから昨年出ていました。

興味深い。

私の目指すところ。コンテンツは、感染症で、医学教育学を深めたいところです。

ご参照。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5006515/pdf/12879_2016_Article_1800.pdf

考えたら、行動が止まって、反省と立て直し

2017-05-05 12:15:51 | 日記
本日は、ハーフマラソン大会にエントリーしていましたが、5時に起きていろいろ考えてしまったら、参加をやめてしまいました。

結果として家族と朝食も取れ 別の念願であった火祭りに行くことになりました。

人生塞翁が馬です。

ただ、これまでの人生で、私の場合には、熟考してよかったことはあまりなく、直感で即断して選択した道が、幸せの決断であったことが大半でした。

意思決定が遅れる、先に伸ばしても、モヤモヤした気持ちが長引いただけでした。

今後も、直感を信じて、自分が一番ハッピーになれる道に進みます。

キーワードは、共存共栄と共創

家族から、

相乗効果

とのアドバイスもありました。




念願の竜神峡バンジージャンプ

2017-05-03 21:00:54 | スポーツ
これまで興味があってやりたかったアドベンチャーに、

スキューバダイビング
スカイダイビング
バンジージャンプ

などがあります。

スキューバダイビングは卒後1年目に沖縄でライセンスを取りました。USMLEと併行して勉強していたのがなつかしいです。

スカイダイビングは、テキサス州で、感染症科の専門医試験を受験後、自分へのご褒美として、米国での研修終了記念も兼ねて、飛びました❣️ tandem jump というインストラクターと一緒に飛ぶものです。
高度3000-4000 メートルぐらいだったと記憶しておりますが、飛び出すのもものすごくこわくて、インストラクターが飛んだので、そのまま飛んでいた感じです。終わったあとは、脚がガクガク震えて、よろよろでした。

先日、とうとう、竜神峡の日本一の高さの100メートルのバンジージャンプを飛びました❣️

こちらはひとりで飛ばないといけないので、とてもこわかったですが、もう思いきってという感じで、飛び出しました。家族に見ててもらいました。ほんの2-3秒と思います。

飛び出した直後は、えーという感じで意識していましたが、こわくて目を閉じていました。
すぐにバウンドして、2-3回宙に浮いていました。

無事に引き揚げられて、お帰りの声に安堵しました。

撮ってもらった写真は、とてもよい感じでした。

終わったあとは、体力を消耗して、かなり疲れました。

夕食に、茨城名産の常陸牛で家族とお祝い🥂でした。

今日は、連休は竜神峡のこいのぼり🎏が、圧巻です。


M1-2から臨床推論教育を

2017-05-01 21:52:18 | 医学教育
東海大学のハワイ大学特別コースで、M2の学生さん向けに 基礎医学の微生物と抗菌薬のセッションを担当させていただきました。

M2の学生さんは、他の大学からもご参加で、20名くらいの少人数のセッションでした。

当日にケースを提示して、まだ解剖学がこれから、という学生さんたちですが、

リアルタイムに インターネットを使って、キーワードをヒントにサーチしていただきながら、病態生理を考えていただきました。

結論から言えば、セッション中にリアルタイムにサーチしていただき、どんどんシェアして、グループ発表していただくことで、学習が進んで、とても感銘を受けました。

確信するのは、1年生 M1 から、臨床推論教育は可能です。国外では行なわれていますので、少しずつでも、導入できれば、と思います。

生涯教育として、臨床推論教育を受けていない医療者向けのセッションも導入する必要があります。
政府がかぜに抗菌薬の投与を控える公式な方針を出しています。

前提として、臨床推論教育が必要な状況です。

やるべきことがたくさんあります。