本日は、ID fellow's Dayというreviewのセッションに出ました。
Hepatitis Cに関して、治療法がどんどん変化するのでcatch upするのに大変です。リアルタイムでガイドラインなども更新されるようになっており、情報サイトなども教えていただきました。
特にC型肝炎にProtease inhibitor を使用するため、HIVとのco-infection ではintegrase inhibitorが主体のantiretroviral therapy (ART)になるなどの
臨床現場での必須事項について、いろいろスライドレクチャーがありました。
そのほか、Gram negativeの耐性菌の問題で、治療に関するreview,
午後は、Endocarditis 2016という「圧巻」のセッションに出ました。Endocarditis 50年の歴史として、Harvard大学などのこの領域の権威の先生方のレクチャは深い内容でした。
EndocarditisのCure (治癒)について、3つに分類されていたのがとても印象的で、初めての考え方でした。
1. 微生物学的な治癒 microbiological cure
2. 患者が満足する治癒
3. 循環器科の観点からの治癒ーー>治癒はしない。破壊された弁は元に戻らない、機能不全は戻らない、
ということでした。
抗菌薬による治療期間についても、2, 4, 6週間以上が主流のなかで、
1. 血流感染が解消するのは、4-48時間以内
2. 微生物の数が減るのが、4日目ぐらい
3. 体内の菌が完全に死滅するまでに2週間 ぐらい要する
という過去のリサーチデータに基づいたスライド(コメント)も大変、示唆に富んで勉強になりました。
またいつ心臓弁置換の外科手術をするのか、さまざまなRandomized studyが紹介されながら、best practiceについて考える機会になりました。個別化して考えざるを得ない、というのがひとつの結論ですが、難しい課題です。
Hepatitis Cに関して、治療法がどんどん変化するのでcatch upするのに大変です。リアルタイムでガイドラインなども更新されるようになっており、情報サイトなども教えていただきました。
特にC型肝炎にProtease inhibitor を使用するため、HIVとのco-infection ではintegrase inhibitorが主体のantiretroviral therapy (ART)になるなどの
臨床現場での必須事項について、いろいろスライドレクチャーがありました。
そのほか、Gram negativeの耐性菌の問題で、治療に関するreview,
午後は、Endocarditis 2016という「圧巻」のセッションに出ました。Endocarditis 50年の歴史として、Harvard大学などのこの領域の権威の先生方のレクチャは深い内容でした。
EndocarditisのCure (治癒)について、3つに分類されていたのがとても印象的で、初めての考え方でした。
1. 微生物学的な治癒 microbiological cure
2. 患者が満足する治癒
3. 循環器科の観点からの治癒ーー>治癒はしない。破壊された弁は元に戻らない、機能不全は戻らない、
ということでした。
抗菌薬による治療期間についても、2, 4, 6週間以上が主流のなかで、
1. 血流感染が解消するのは、4-48時間以内
2. 微生物の数が減るのが、4日目ぐらい
3. 体内の菌が完全に死滅するまでに2週間 ぐらい要する
という過去のリサーチデータに基づいたスライド(コメント)も大変、示唆に富んで勉強になりました。
またいつ心臓弁置換の外科手術をするのか、さまざまなRandomized studyが紹介されながら、best practiceについて考える機会になりました。個別化して考えざるを得ない、というのがひとつの結論ですが、難しい課題です。