矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

栗城さんのトレーニング

2016-11-27 22:31:34 | 日記
エベレストに秋季単独無酸素登頂を目指している栗城史多(くりきのりかず)さんのトレーニングを教えていただきました。

山に行っていないときの極限状態に適応するためのトレーニングとは、”メンタル”だったのです。

8000メートル以上では酸素が地上の3分の1、Death zoneと呼ばれる生死にかかわる環境。食料も軽量化のためミニマム(1日カップラーメン1個だそうです)、夜は眠ると呼吸が停止するかもしれないため72時間ぐらい寝ないで登頂するそうです。

報道で9本の指を重度の凍傷で失ったそうですが、それは氷を触ったとかそういうことでなく、マイナス35から体感マイナス65度ぐらいになると脳への血流を維持するため末梢循環を犠牲にしても脳に酸素を送るサバイバル機構のためだそうです。

感動的ですが、人の適応力は凄まじいと感じました。

極限状態の最大のストレスをどう扱うか、扱えるか、という点が大切とのことでした。

ストレスをむしろ楽しむ、ストレスを客観視できるメンタリティ、だそうです。

非常に参考になりました。自分のストレスや感情のmetacognition客観視ということですね。

私も今後、

1. 自分がいつとても満足を感じるのか。

2. 自分がどういう状態ならハッピーなのか。

3. どういう状況がストレスなのか

4. どういう状況でイライラしたり怒りを感じるのか。

など振り返って感情パターンを自分で言語化、意識化します。


自分の行動、感情パターンが自分で見えれば、そこを変えることでアウトカムは大きく変わります。


”No Limit" ”夢叶う”方法 再確認

2016-11-27 22:00:55 | 日記
本日は、同窓会のような集まりに参加しました。

エベレストに単独無酸素登頂を目指している栗城史多(くりきのぶかず)さんの講演会に参りました。

すばらしいお話で、生死の極限を見ている方の考え方、トレーニングの仕方などとても参考になりました。

私の友人、知人で世界に大きく貢献している人とほぼ共通していますが、自分で自分の限界を決めないこと。

著書で、ずばり"No limit" 自分を超える方法。







私も自分を超えたいと思います。

いま直面している人生のいろいろな局面、難題、心と仕事がずれていることなど。

どんなに身動きとれそうにないと思う場面でも、一瞬にして人生を変えることはできること、など学び実体験していることを再度、実行すればよい、と再確認しました。

多くのなつかしいお顔を拝見しとてもほっとしました。

20代の甥やまだ18歳の姪を連れて行ってあげたかったなあと思います。別の機会をつくって一緒に行きます!