駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

和田静男/新潟・アリナ・ライブ/報告その2

2011年03月07日 | ライブレポ
[ライブ編]
さて、ライブ自体の内容は、2バンドによる対バン方式。
始めに演奏されたのが、地元で活躍される「二本松ベンチャーズ」さんで、そのあとに我々「和田静男バンド」の順番でした。
今回、我々をお招きくださったのが、この「二本松ベンチャーズ」さんのリードギターでありバンマスの地元の実力者、小林さんはじめとする有志の方々。
実は、熱心な和田さんファンである小林さんが、昨年11月に行った「和田静男静岡ライブツアー」の二日目、浜松ルクレチアでのライブにお越しくださって、その時の居酒屋で初めてお会いしたのですが、わざわざ新潟からおいで下さったことを知ってビックリしました。
それが一つのご縁で今回のライブが実現されたのですが、もともとは、我々のギタリストこうちゃんが、以前「新潟ケントス」で7年以上にわたって演奏していた時の、顔なじみのお客さまだったということで、そんな深いご縁があってのライブ実現でした。

もう、とにかく何から何まで至れり尽くせりの完璧なおもてなしと心遣いをいただき、我々はライブに集中することのみというありがたい立場でした。
それに引き換え、「二本松ベンチャーズ」さんの皆さんは、会場のセッティングからお客さまの対応やらと、大変な作業をこなしながら、そして素晴らしい演奏を聞かせてくださいました。

メンバーの皆さん、演奏が上手いのはもちろんですが、ハートが熱いんですよね。

ニッポン中、どこの各地でも「ナニナニベンチャーズ」というようなバンドがあると言われますけれども、たいていメンバーの皆さんが団塊の世代で、オレよりちょっぴり年上の方々です。
ラジオから流れる「テケテケ」に憧れ、でも物も知識もあまりない時代、何とかして手に入れた安物ギターに寝食を忘れて明け暮れて、「不良になる」と叱られたあの時代。。。(一般論ですけどね)
だから、オレもベンチャーズ大好き人間としてよくわかるのですが、とにかくみんなで音を出したらもう止まらない、ギターサウンドにひたすら酔いしれるという、少年時代の熱い魂を今も持ったまんまなんですよね。
もう演奏を聴いた瞬間、気持ちが伝わってきます。

リハ風景。
ドラマーは斉藤さん。お医者さまです。
レギュラーグリップで、メルテイラーのように叩いておられました。
そして上手い。
やはり、オレと同じくドラムバカ(失礼!)のようでして、後で少しお話をしたところ、
「新しいドラムセット購入したいんだけれど、色で悩んでいるんですよ。」と仰っていました。
わお、何とも羨ましい悩みじゃありませんか。
そんな悩みなら、オレもずっと悩みたい~(笑)

そうそう、和田さんもその世代で、ベンチャーズから入ったというお一人。
なので、触発されたのでしょうか、ご自分のリハの時も「テケテケ」ってよく聞いたことのあるフレーズを弾いておられましたよ。
小林さんとリハで打ち合わせ。

本番アンコールで、サプライズを用意しました。
小林さんの大好きだという心の曲「知らず知らずのうちに」で、リードを取ってもらいました。

ライブは、午後7時開演。
客席は満員で、立ち見も含めて100名以上はおられたと思います。
ありがたいことです。
アリナさんの客席はけっこう広いのですが、テーブル席は外して椅子を並べて完全にコンサート形式。
ちょっと緊張感もありましたが、約45分の二本松ベンチャーズさんのステージは万雷の拍手で終了しました。
そして、オレたち和田静男バンドの登場となるのですが、その前に、何とオレ飛び入り出演です。
終盤の盛り上がりで、あの名曲「キャラバン」のドラムソロ中に、斉藤さんとドラムを入れ替わってちょっと叩いて斉藤さんにまた戻るという、ちょっと冒険チックな演出に参加させてもらいました。
キャラバンは、けっこう長めのドラムソロになるので、違ったアプローチで色を替えてみるのも面白いかなという感じでやってみました。
実は、斉藤さんの素晴らしいソロの途中に入るのも何か失礼じゃないかなと気が引けたのですが、やってみると面白くて、見た目にも面白かったようで安心しました。
これ、ホントはその前の夜に酔っ払った勢いで言ったジョークが本当になってしまって焦っていたんですよね。。。(汗)

それから少し準備時間をいただきまして、8時ぐらいから満を持して和田静男バンドの登場です。

今回で自分は5回目のライブということになりまして、演奏曲などには不安はありませんし、和田さんの体調も絶好調で喉の調子もいいようでした。
酔っ払ってもいなかったし(笑)
演奏は着々と進み、リラックスした感じで和田さんのジョークも冴えてました。??
また、演奏の中盤ぐらいに「ベースのマーシーが歌うコーナー(笑)」というのがありまして、その曲をどうしようかと先月の事前のリハで練った結果、クリームの「ホワイトルーム」をやろうという事になりました。
和田さんもクラプトンフリークですし、当日リハ一発でOKでしょうということでしたので、やってみると、みんなノリノリで、お客さまからもウケていた様子でしたね。
アンコールもいただいて、無事に終了できました。
感謝!
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2 コメント

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Unknown (さときち)
2011-03-07 23:50:08
夢のようなあっという間の二日間でしたね~。
体力的に一部シンドイ場面もありましたが、地元のたくさんの人の温かさに触れ、文字通り一期一会の、素晴らしい人と人のふれ合いを感じました。それもすべてこうちゃんの人柄があってのこと。新潟ではこうちゃん、神がかった存在でしたね~。浜松に戻ってからそんないろんな思いに浸りながらひとしお関係者皆様に感謝しています。
聖篭町の皆様、夏も是非呼んでください!!!
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いやホント! (hey3)
2011-03-08 23:13:25
サトちゃん
本当にその通りでしたね!
人との縁って凄いなって、あらためて思いました。
そんな縁とこれからも繋がらせていただいて、できるものなら、またやりたいですね。
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