駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

教則本ゲット

2007年01月07日 | ドラム&パーカッション
昨日のドラム教室の帰りに、ドラム教室の楽器屋さんと違う、よく行く楽器屋さんに寄ってみた。
なぜかと言えば、そこには時折入手困難な洋書のドラム教則本が置いてあるからでして、ラッキーなことに写真のこの2冊を見つけました。
この2冊は、自分が昔から使用している教則本で、左がラディック社の『THE ALL-AMERICAN DRUMMER』、右がテッド・リード著『SYNCOPATION』という由緒ある本です。どちらも世界の有名ドラマーが必ず学んだと言ってもいいほどの本なのですが、買いたいときに買えないのが難点。
生徒さんたちに薦めたくとも購入するのが難しいので、最後まで面倒を見ようとすると、自分が名古屋や大阪または東京という大都市に買出しに出かけなきゃならなくなってしまうのです。しかしそう度々出掛けるわけにも行きません。
というわけで、自分用にはかなり昔に名古屋とか大阪の楽器屋で見つけて購入し、早速本に従い練習してみて、そのクオリティの高さに感動しました。

『オール・アメリカン・ドラマー』は、ルーディメンタル・ソロの譜面が150掲載されていて、かなり難しい内容ですが、時間をかけてじっくりと考えて想像力を働かせて練習すると、素晴らしく楽しいマーチングの世界を堪能できます。
『シンコペーション』については、完璧に初心者向けにできており、はじめのうちは「なんじゃこりゃ!」というくらいに簡単なんですけど、次第に難しくなり、この本をやっつけるために必死になること請け合いです。
かつて音符について逃げ回りたいくらい苦手だった自分には、目からウロコを100枚ぐらい落とさせてくれた感謝感激の本です。
面白いことに、『オール・アメリカン・・・』の譜面の中には誤植というかミスプリみたいなものも発見できるんですが、米国のおおらかさというかいい加減さなのでしょうか、何十年も昔の手書きスタイルを貫いてきています。
これらの本は、他に譜面が機械打ちのきれいな作りのものもありますが、人気は誤植があっても昔のオリジナルの手書きスタイルの方のように思います。
確かに手書きのほうが味があって、長いこと愛用していると、機械打ちの譜面は寂しい感じがしてしまいます。
今回買ってきた本は、以前から欲しがっている生徒さんに渡す本になる予定ですが、『オール・アメリカン・ドラマー』の方は、手書きではありませんでした。

価格は、洋書は一般的にすし屋のネタのように時価です。
その昔、円が安かった頃に買った時は2,500円くらいした本が1,500円くらいで買えたりして、驚いちゃいました。
2冊まとめて2,000円ちょいでした。儲けた感じだなー。
コメント
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