駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

煙が鼻にしみる♪

2007年01月16日 | 駄日記
1月16日(火)
仕事をしていて昼になり、チャイムが鳴り「今日のランチはどこに行こうかな~」などと悩むときは体調や気分のいい時。
良くない日は、「ああ面倒くさいな~、昼飯やめちゃおうー」と悩む。
でも、朝食をあまり食べられないオレなので昼になると腹は減る。今日も食べるかやめるか少しだけ躊躇した結果、特別ワクワクもすることなく、近所の喫茶店のカウンターに座ってランチを頼んだ。
このところ、つーかずっとなんだけど体調が良くない。
まあ、そう先は長くはないなという感じ。。。

カウンターで雑誌をペラペラとめくっていると食事が届き、その香りに食欲が出てくる。
早速ガツガツと犬のように食い始めると、隣の席にオレよりもおっさんらしいオッサンが座り、コーヒーを注文した。そして、オレの嫌いなタバコに火をつけた。
オレも1年前はタバコを吸っていたが、一旦やめると大っ嫌いになるのがタバコの煙である。誠に勝手なんだけど、そういうものなのだ。
でも、オレは1年前のタバコを吸っていた時でも、すくなくともカウンターの隣で他人が飯を食っていたら遠慮したもんだけど、今日のオッサンは平気だった。

オッサンは雑誌を読みながら、煙をプウと吐き出し、灰皿に火の付いたタバコを置いて本を読み続ける。立ち上る煙は一目散という感じでオレの鼻先に流れた。
空気の流れがオレの方向に向いており、灰皿の煙は飯の上に、オッサンの手に持ったタバコやプウと吐き出した煙は全て、50センチほど離れたオレの鼻先に流れてくるのだ。
タバコを吸うのを止めてからタバコアレルギー気味になってしまったオレは、鼻はぐずぐずするし、食事を味わうどころではなくなり、黙って一旦箸を置いてオッサンのタバコを吸い終わるのを待った。
オッサンは、灰皿にタバコをもみ消すと、コーヒーを一口すすり、またタバコを取り出し火を付けた。
あちゃ~、チェーンスモーカーだった!
オッサンは、オレが飯に箸を付けない理由を感知するはずもなく、再び灰皿に置いて嫌な煙をオレの飯と、オレの鼻先に浴びせた。
もう、食欲は消えうせ、拷問と化したこの席でオレは“ぶち切れる”快感を一瞬思ったが、意気地のないオレはぐっと堪え、飯を食うことをあきらめて食後に出てくるアイスコーヒーの口直しをじっと待ち望んだ。
なぜなら、オッサンはその喫茶店ではオレなんかよりずっと常連さんらしいし、「タバコの煙くらいで文句を垂れるのならその店には来るな!」という暗黙の了解があるくらいの喫煙者の集う喫茶店なのだ。
忌まわしい煙を吐き散らして15分くらいで帰っていったオッサンの灰皿は、少なくとも5~6本の吸殻が汚らしく折れ曲がっていた。
オレは、煙で鼻がムズムズして鼻をかみたくて仕事場に帰ることにした。
「グズッ、グズッ、ズビズビ~、グズッグズッ」
気分がよければ鼻歌でも歌うんだけどな~。
「ぜ~イ、アスクミーハウアーニュ~♪」
オレの持ち歌、プラターズの“煙が目にしみる”である。
コメント
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