OZ.

Opened Zipper

黒い服の男達

1998-01-10 12:00:00 | 旧 Opened Zipper
昨夜、映画『メン・イン・ブラック』を観ました。

『’98 Winter Ticket』なるものを入手。
これは『メン・イン・ブラック』『金田一少年の事件簿』『タイタニック』『エアフォース・ワン』のどれかを観ることができるという妙なチケットです。

邦画の『金田一~』は却下として、他の3作品のどれを観ようかと悩みました。
『エアフォース・ワン』は、なんとなく興味がない。
『タイタニック』を観た人が『もう一度観たい』という感想を聞いていたので、これにも惹かれました。
しかし3時間は長い・・・ということで『メン・イン・ブラック』に決定。

子供の頃に愛読していた、うさんくさい雑誌『ムー』。
ピラミッド・パワーがどうのこうのとか、色々学ばせてもらったものです。
この雑誌にMIBのことも書かれていました。
UFO目撃や異星人との接触などの噂を聞くと現れる、黒いスーツを着た男達。
黒づくめの格好をしているからメン・イン・ブラック、MIB(なんて単純な)。
目撃談を根掘り葉掘り聞いて回ったり、接触した人間の監視や尾行を続けたり・・・
そんな話を読んで、異星人よりも怪しいじゃないかこいつら、という印象を持っていました。

子供の頃のロマンであったMIBが映画に、ということで期待していました。
かなりバカバカしい映画との噂で、B級映画ファンな私を惑わしてくれます。
しかしなかなか観に行く機会がありません。
このままズルズルと時が流れて冬が終わり、チケットの期限が切れたら・・・なんて事態は避けたかったので、もうこの日に観に行くんだと決めてみました。
それが昨夜。
溜まっている仕事を放り出して退社し、映画館へ向かいました。

さて映画の方ですが、スピルバーグもので監督はバリー・ソネンフィールド。
・・・だったと思います、手元に資料が無いので確認できないのですが、たしかオープニングのクレジットにそうあったと・・・

出演はトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミス。
ウィル・スミスは『インディペンデンス・デイ』でも異星人と闘ってましたが、この人ってラッパーでしたっけ?
エンディングのクレジットを見ていたら、MIBのテーマ曲のところにも彼の名前がありました。

内容は・・・バカバカしいです。
バカバカしいとしか言いようがないんですが、つまらない訳ではありません、面白かったです。
私の大好きなSFだし、SFXも良いし、バグも良かったし、スタローンもエイリアンらしいし・・・
ただ残念なことにバカバカしさがちょっと中途半端。
バカバカしい映画で私が好きなのは『マスク』(★★★★★)ですが、どうせやるならあそこまでバカバカしくやって欲しかったなあ・・・なんて思いました。

黒いスーツにサングラスの男2人とくれば『ブルース・ブラザース』(★★★★★)。
これまた私の大好きなバカバカしい映画です。
『メン・イン・ブラック』のコピーは『ヤツらはノリで地球を守る』。
ノリならブルース・ブラザースだし、クールだし、黒いスーツにサングラスだし・・・
いっそブルース・ブラザースにMIBをやらせたら良かったのになあ、なんてしょうもない事を考えてしまいました。

で、結局『メン・イン・ブラック』は(★★★☆☆)。

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