OZ.

Opened Zipper

漫画「弱虫ペダル」(4)~(16)

2011-04-25 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2011年4月上旬)
試しに1~3巻まで買って読んでみた自転車マンガ「弱虫ペダル」がスゲー面白かったので、読み終えた直後にソッコーで続きを買いに本屋へ行きます。

徒歩5分の駅ビル内に本屋が3つあるそうなので行ってみたところ、最初の本屋に2巻を除いて14巻までありました。
確か16巻まで出てるんだよなぁ、2巻は良いとして、何で15,16が無い? (←誰かが買ったから)
3巻まで購入済みなので、この書店でとりあえず4~14巻を購入。
次の書店へ行ってみると…あったあった、15・16巻。
これで残り全巻を購入できたので、急いで帰宅して続きを読み始めました。

読み始めるともう止まりません。
その日のうちにソッコーで最後まで読んでしまいました。
良いね~、もうノンストップです。
レースの競り合いや追い上げのシーンを読んでいるときに、椅子に座っている自分の両脚が激しく上下に動くのです。
貧乏ゆすりじゃないんです、自分も読みながら必死にペダリングしてる訳です、コレが停まりません。
自分はローディではなく、ただの激安折りたたみ自転車の変態カスタム野郎ですが、弱虫ペダルを読んでると自転車で走りたくなる訳です。
スゲーなこのマンガ。

総北高校自転車競技部への入部初日に1年生ウェルカムレースを走り、合宿で2年生と全力で競って走り、そして箱根でのインターハイで…走る走る。

総北もライバル校の選手、どいつもこいつもナイスキャラで良い奴ばっかりで楽しい…もちろん御堂筋翔君を除いて。
「キモキモキモキモ」ってオメーが最高にキモ過ぎじゃねーか御堂筋。
小さいフレームに長いシートピラーと長いステムで無理矢理軽量化って出鱈目だな(でもこういうカスタム大好き)とか、そこまで前傾じゃ走れんだろうとか、スプリントライン通過の瞬間に身体を後ろに引いたって自転車が前に出る訳無いだろとか、色々ツッコミながら読ませてもらいました。

この「弱虫ペダル」でのインターハイは、「シャカリキ!」のツール・ド・おきなわに相当するもの=最後のクライマックスのレースなんだろうか?
この3日間のレースで弱虫ペダルは終わりなんだろうか。
まだまだ読みたいので、インターハイはまだ「シャカリキ!」の石渡山相当でも良いと思うんだがなぁ。

でも「弱虫ペダル」の合宿は、やっぱり「シャカリキ!」の合宿相当なのかなぁ。
だとすると石渡山相当なのは1年生ウェルカムレース? そうかなぁ、ちょっとレベルが違う気がする…でも初めてのレースで無名の新人が山岳賞って位置づけでは同じか、そーか。(と勝手に納得)

それにしても鳴子章吉が居て良かったなぁ…「シャカリキ!」のユタ相当の今泉俊輔だけだったら、小野田坂道は自転車競技部に入ってないだろうし、ここまで頑張れなかったろうし、ここまで面白くならなかったろうし。
まぁそもそもテルと坂道は全然キャラが違うから当然か…っつーか坂道はOver Driveのミコトの方だよなぁ、比べるならシャカリキ!ではなくOver Driveにすべきなんだろうか。

さて16巻末の時点でインターハイ2日目終盤。
3番手の総北は体調不良の田所を小野田が引いてチームに追いつき、残り30kmでようやく6人全員が揃ってこれから追い上げ。
その前方で、箱学はバラけたと見た御堂筋の京都伏見はトドメを刺すため前倒しでフェーズ13に移行=登りでスプリンター2名を切り捨てるが、残り8kmで王者箱学は6人全員が揃い形勢逆転、という状況…早く続き読みたいぞ。
17巻の発売はゴールデンウィーク明けの5月8日かぁ、楽しみだな。

弱虫ペダル(17)
2011/5/8発売