OZ.

Opened Zipper

冬の大工事(9)オーバーホール

2010-05-31 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年3月中旬)
再塗装作業はなかなか時間が取れず、ちょっとずつしか進められていませんが、その間に少し時間が取れるたらオーバーホール作業をやってます。
オーバーホールと言っても素人のやることなので、限界まで分解したりせずに、実質ただの「念入りなお掃除」レベルですが。

最初に着手したのはクランク部分。
最初にチェーンガードを外します…これまでパンツの裾の巻き込みや汚れ防止に役立ってくれてましたが、ついに引退。
アウターギアをミドルギア位置へ移動してシングル化するので、インナーギアとミドルギアは外してしまいます。
分解した状態で、まずはHOZANのオーバーホールクリーナーを使って汚れを落としてから、清掃。

綺麗にしたところで、アウターギアをミドル位置に合わせ、購入しておいたバッシュガードをアウターギア位置へ合わせ、ボルトを締めます。(この辺はオーバーホール兼フロントシングル化作業)
このとき元々付いていたボルトを使いましたが、これだとギアとバッシュガードの隙間がかなり狭くなってしまいました。
チェーンはギリで入りそうですが、リア側をトップにシフトした状態だと、バッシュガードとチェーンが干渉しそうな気がする。
オリジナルのボルトではダメかと思い、バッシュガードに付属のボルトに交換します。
こちらのボルトはスペーサーが付属しているので、クランクとバッシュガードの間にスペーサーを入れた状態で固定。
しかし今度はチェーンリングとバッシュガードの隙間が広過ぎるように思えます…困ったな。
これだとチェーンが外れたときにバッシュガードとの間に落ちてしまうので、、バッシュガードがチェーンの脱落防止には役に立ちそうにありません。
スペーサーが厚過ぎるようなので、もう少し薄いスペーサーに換えれば良さそう。
今のスペーサーは7mmくらいかな…でも3mm程度で良いように思える。
内径10mmで厚さ3mm程度のスペーサーとして使えるモノが無いか、またDIYショップへ行って物色して来よう。

次の作業はホイール周り。
まず薄汚れたタイヤを掃除したかったので、車のタイヤ用のスプレー式クリーナー兼ワックス剤をぶっかけてみます。
放置していると汚れが流れ落ち、タイヤにワックスがかけられた状態になりました。
乾燥後にタイヤをホイールから外して、ハブやスプロケ部分にオーバーホールクリーナーを吹き付けます。
さすがにスプロケのギア間の汚れはしつこかったですが、オーバーホールクリーナー→ブラシ→シャワーホースで高圧水流アタックによりほぼ落とせました。
乾燥させてみると、初めて装着したときのようにスプロケがピカピカになってます。
良いなぁ、達成感があるぞ。
その後、HOZANのラバー砥石を使ってリムの汚れを落とします。
消しゴムのようにゴシゴシ、ゴシゴシ…元々そんなに汚れてた訳ではなく、ブレーキシュー跡かなと思えるうっすら黒ずんだ部分があっただけですが、一通りラバー砥石でゴシゴシした後でみるとリムサイドがピカピカでこれまた達成感。
ハブを開けてグリスアップなりするか迷いましたが、開け方からよく分からないので断念。(実は面倒だった)
という感じでホイール周りも終了。

チェーンはステーと干渉して傷付いた部分から少し錆がありましたが、オーバーホールクリーナーなどで掃除してOKとします。
傷はもうどうしようもないし、いずれ9速化でチェーンも替えることになるので、こんなところかなと。
Vブレーキは表面の清掃程度で完了。

リアディレイラーはプーリーに汚れが溜まっているようだったので、ディレイラーからプーリーを外して清掃します。
ギアの部分に汚れが固着していたので、金具を使って削り取りながら清掃し、最後にリアディレイラー含め全体を水洗い。
リアディレイラー自体も内部のスプリング周辺に汚れが溜まってましたが、オーバーホールクリーナーと水洗いで清掃完了。

その他、SPDペダルやリアサスもオーバーホールクリーナーで汚れを落として、ウェスで拭き上げます。

これで一応、自称オーバーホール(実態はただの清掃作業)完了です。