OZ.

Opened Zipper

冬の大工事(8)下地

2010-05-28 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年3月上旬)
脱脂後に乾燥させた後、プラサフで下地塗りに入ります。
フレームを丸裸のまま放置してると、どんどん酸化して錆びて行きそうで不安になりドキドキしてしまうので、早く錆止めも兼ねた下地塗りに入りたかったんでした。
ようやく下地まで辿り着いた感がありますが、単に合間合間の放置期間が長いだけなんだよなぁ。

BBシェルやヘッドチューブ、シートチューブ、前後フレームジョイント部分などの穴に、丸めた新聞紙を突っ込んで、ホンの気持ち程度にテキトーにマスキング。
錆止めの下地なので中まで塗っても構わないだろうと思ってますが、BBシェルのネジ溝が埋まったらマズいかなと考えて、一応マスキングしてみます。
タッピングツールがあればなぁと思いますが、わざわざ買う気はないので、こんな感じで誤魔化します。

下地塗りの作業はベランダで行いました。
新聞紙を敷いた上に前後のフレームを置いて、プラサフのスプレーをシューッ…と吹き付けていきます。
特に難しい点はなく、吊るして作業してないから角度的に塗れない面が出るので、一度では済まないというだけ。
なので、塗った後はしばらく放置して乾燥させて、次は裏返したりしてフレームの置き方を変えて、またスプレーで塗るという繰り返しです。
乾燥させながら4回ほどプラサフのスプレー塗りを行って、全面塗れたようなので作業終了です。

下地を塗った後のフレームを見て、何か懐かしい気持ちになります…何だろうこの気持ちは?
何だっけ?…と思っている内にやっと思い出しました。
子供の頃、友人宅へ遊びに行ったとき、その友達がガンプラを塗装してたんですが、プラサフを塗ったフレームの表面が、そのとき見たガンプラの塗装面と同じ雰囲気なんでした。
淡いグレーの単色で、艶が無くサラッとした感じが…ってことは、今思えばあのガンプラは下地塗り中だったんだな。
そうだろうなぁ、グレー一色で塗ってたし。
バリをヤスリで削ったり、ガンプラの内側に粘土だかパテだかを詰めて重くするんだとか、この後はこんな色を塗るんだとか、わざと汚してリアリティを出すとか、そんな話を聞いた気がする。

という子供の頃の出来事を、プラサフ下地塗りしたフレームを見て思い出したんでした。
塗装面を見て思い出すなんて、妙なところで脳の回路が繋がってるんだなぁと感心。

下地塗りは終わったので、次はようやく塗装です。
週末しか時間が取れず作業ができないけど、乾燥させながら何度か重ね塗りするつもりなので、また数週間がかりの作業になりそうです。