OZ.

Opened Zipper

冬の大工事(3)ヘッドセット除去

2010-05-04 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2010年2月上旬)
フレームから全パーツを除去する作業が続いています。
前フレームの折りたたみ部分のクイックリリースレバーとヘッドセットのみが残った状態。

さて自作工具でヘッドセットを外す作業に取り掛かります。
作業に使うのは30mmのワッシャー、間違ってサスペンションフォークに同梱されていた1インチスレッドコラム、ゴムハンマーです。
コラムは使い途が無いので、工具扱いで登場。

ヘッドチューブ内径が30mmなので、30mmのワッシャーが入ってくれればそのまま叩くだけなんですが、ヘッドチューブ上下にヘッドセットがハマッているのでもちろん入りません。
ヘッドセットの内径は27mmのはず。
参考にしたサイトの方法だと、32mmのワッシャーを2つに切断後、ボルト・ナットで緩く挟み、ワッシャーを畳んでヘッドチューブ内に入れた後、ボルト・ナットを締めあげて平らな状態に復元させてから叩くというものでした。
ボルト・ナットは使わなくても、とりあえず突っ込めば何とかなるだろうと自分は安易に考えてワッシャーしか用意してません。
30mmのワッシャーで行けるだろうと踏んでましたが、念のため32mmのワッシャーも買っておきましたが。(中途半端に慎重)
試しに30mmのワッシャーをヘッドセット部分にあてがってみますが、もちろん入らないので、諦めて金ノコで切断作業に入ります。
片側だけ切断して、少し曲げれば入るかな? と考えて真っ二つにはせずにます1箇所だけ切断。
工具を使ってネジ曲げようとしてみますが、ほとんど曲がらず、なのでもちろん入りません。

しょうがないので反対側も金ノコで切っていきますが、少し削ったところで工具で曲げてみると曲がったので、その状態でヘッドチューブ内へ放り込みます。
ヘッドチューブ内のヘッドセットにあてがうようにして、逆側からコラムでつつきながら調整していると、うまくヘッドチューブ内にハマって水平に変形(復元)させることができました。
後は叩くだけ。
自室で作業していましたが、かなりうるさくなりそうなので、ベランダへ持ち出して作業再開。
コラムをワッシャーに当ててゴムハンマーでコラムをガッツンガッツン叩いていると、スコッとヘッドセットが外れていきました。
おー、取れた取れた。
次は反対側。
今度はもう片側が開いているので、平らに復元されたワッシャーをそのまま入れるだけ。
またコラムをワッシャーに当ててゴムハンマーで…同様に外れます。
結構、あっけないもんだなぁ。

こんな感じで、意外にあっさりとヘッドセット除去作業が完了しました。
自作工具で全然問題ない感じ。
まぁヘッドセット外すだけならショップへ持ち込んで作業依頼してもそんなに工賃かからないと思うけど。

最後に残ったフレーム折りたたみ部分のクイックリリースレバーを外し、固定用の金属棒とバネを外して、フレームが完全に裸になりました。
前フレームを折りたたむと、小さいフレームが更にコンパクトに感じます…小さいなぁ。
たったこれだけの金属に、タイヤ着けて走り回ってたんだなぁ、ふーん。

この次の作業は塗装剥離でかなり大変そうなので、作業はまた後日。
それまでリアエンド幅の拡張を一応続けてやっとくかってことで、リアフレームだけは旧リアホイールのハブを嵌めて、ナットを外にずらして広げた状態で放置してます。