OZ.

Opened Zipper

FD-M410入手

2007-04-15 23:59:59 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
ダミーフロントディレイラー検討の結果、注文していたFD-M410(66~69度)が届きました。
予想していたよりも取付バンド位置が低くて、ちょっとショック。

数日熟成させた後で、取付を試みます。
箱の中には「たすきがけして干渉したらシフトしてね」という説明書しかなく、取付方法はありません。
むーん、素人には敷居が高いぞ。
全く分からないんで、Webで検索してFD-M410の技術資料PDF(英語)を見つけ、参考にして取り付けます。

アウター受け湾曲ポストの径が31.4mm程度だったんで、取付バンドアダプターは31.8φを選択。
このアダプターの取付はPDFを参考にしてできましたが、31.8φだとユルユルです。
試しに28.6φでやってみたところ、固定できました…湾曲してるからかなぁ? まぁ着いたから良いや。

固定できることを確認後、湾曲ポスト上の位置をずらして取付角度を調整してみますが、66度なんて夢のまた夢って感じです。
ディレイラーがアウターギアの同心円状にならず、まったく違う弧を描いてます。
まぁしょうがない。

とりあえす最下端だけはアウターギアとの距離を2mmに調整しますが、上端は数cm離れてしまってます。
分かる人が見れば一目瞭然の出鱈目な装着っぷり。
まぁしょうがない。

とりあえず少しは動かせるようにしておこうってことで、これまでダミーだった左3段シフターからのアウターケーブルの長さを調整し、シフトワイヤーをフロントディレイラーまで引っ張ります。
MTBメンテナンスには載っていないんで、Webで参考情報を漁ったところ、ボトムルートの場合は下からフロントディレイラーのケーブルガイドに沿わせてケーブル留めまで引っ張って固定するようです。
ふーん、そーなのかと思いつつ、ケーブルを引っ張って固定してみます。

コレでシフターを回せばディレイラーが動くんだな、と思って試してみますが…ビクともしません。
何で?
留め方が悪いのかと思い色々試しますが、動く気配なし。
手でディレイラーを動かそうとしてしても微動だにしません。
何で?

更に色々試していたところ、コロッと音がしてフロントディライラーからプラスチックの塊が落ちてきます。
しまった、壊しちまったか?
ところがそのプラスチック塊ってのが妙な形状をしていて、どうやらストッパーだったようです。
試しに手でディレイラーを動かしてみたところ、バネが固かったけどちゃんと動きました。
やれやれ、知識が無いってツラいなぁ、でも取付方法の説明書くらい入れといて欲しいもんだ。

再度、ケーブルを固定し直して試してみると、ようやくシフターの回転でディレイラーが動くようになります。
しかし動きが何か妙です。
確認してみると、アウターケーブルがずりずり引っ張られて動いてしまっています。
シフトアウターはハンドルの動き分は余分に長さを確保しておかないといけないんですが、ディレイラーに引っ張られてしまっている状態。
こりゃいかんな。
あ、そーか、アウター受けが無いから動くのか。
フロントディレイラー用のシフトアウター受けも無いような自転車に、フロントディレイラーを無理矢理着けようとしている自分が悪いのか。

でも確かアウター受けを後付けできるスモールパーツがあるはず、と思ってWebで検索しますが、見当たりません。
おっかしーな、どっかで見た記憶があるんだけど。
いくつか、後付けのアウター受けを自転車に装着している例も見つかるものの、ショップで売ってるところが見つからない。
調べているうちに、BB裏に装着する後付けのケーブルガイドも発見。
ふーん、ボトムルートの場合のフロントのシフトケーブルって、BB手前でアウター受けで止めて、そっから裸のケーブルをBB裏のケーブルガイド通してから上へ流すもんなのか。
じゃあこの後付けケーブルガイドってのも必要だな。

後付けケーブルガイドの方は販売しているショップが確認できたのでOKなんですが、後付けのアウター受けの方がやっぱり見つからない。
困ったな。
とりあえずアウター受けを入手しないことにはフロントディレイラーを調整しようがないので、今日はここまで。