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GOCCIA GEV600 #23 原付は右折できない交差点

2023-11-22 23:59:59 | 電動スクーターGOCCIA GEV600
原付一種の電動スクーターGEV600で走っています。
35年振りくらいに原付バイクに乗るようになりましたが、原付一種の制限って多いな~と感じます。


▲最高速度30㎞/h

法定速度30km/h制限や第一通行帯通行義務は当然のものとして受け止めていますが、やはり二段階右折は厄介だなと。


▲二段階右折

原付の二段階右折が法令化されたのは1986年とのことですが…そうだっけ?
1988年頃まで原付バイクに乗ってましたが、二段階右折してた記憶が無いなあ。
当時は長野県松本市内の学生寮に住んでいて、大学やバイトに通う際に原付バイクに乗っていました。
小さな観光地で、生活圏内にそんなに大きな道路は無かった気がするので、二段階右折が必要な交差点は無かったのかな…たぶんそうなんだろう。


▲二段階右折禁止(小回り右折)

二段階右折で特に困るのは、例外で二段階右折禁止(小回り)の交差点があることです。
2~3車線ある幹線道路を走るときは、第一通行帯通行義務があるので、一番左側の車線を走行しています。
「遅くて邪魔だよね~申し訳ないな~」と思いつつ、法定速度なので仕方なく30㎞/hで。
幹線道路だから当然、交通量が多く、左端に寄って走っていると、横を60km/h前後で走る車がビュンビュン抜いて行きます。
右折したい交差点が近づいたときに、「右折レーン含め3車線以上ある交差点だから、二段階右折しなきゃだよな~」と思いつつ、走って行きます。
しかし交差点の少し手前で二段階右折禁止(小回り)の標識を発見したときはパニック。
え~ウソ?今から二つ右の車線には移れんよ?

一番左の車線の左端を30㎞/hでトロトロ走ってる原付が、60km/hでビュンビュン走ってる車をかいくぐって2つ右の車線に移る…いやムリです。もう手遅れ。
右折を諦めて直進するか、交差点先で停車して一度歩行者になってから出直すか。

同様に困るのは2車線が左折専用レーンになってるケースですね…これも第一通行帯通行義務で一番左の車線を走ってるのに、2つ右の車線へ移動はキビしい。
手遅れのときは諦めて一度左折するか、やはり一度歩行者になるか。
あらかじめ分かっていれば準備できますが、二段階右折禁止の標識は結構、直前だったりして間に合わない。知ってる交差点じゃないとムリだな、と思います。

先日、更に困るケースがありました。


▲信号のある4車線のト字路の交差点

片側3車線の道路を走っていて、右側に目的地があるので、信号のあるト字路の交差点から二段階右折するつもりでしたが、交差点まで進んでみたら待機所が無い。
そして右を見ると二段階右折用の信号も無い。どうするのコレ?


▲待機所なし

▲二段階右折用の信号なし

いやいや、交差点手前から確認してたけど、二段階右折禁止の標識無かったし。
仕方なく交差点奥で一度停車し、左の歩道に退避してから、電源OFFして降りて歩行者になり、GEV600を押して横断歩道を渡りました。

待機所が無い交差点は、3車線以上あっても二段階右折禁止になっているハズらしいけど…二段階右折禁止の標識の設置漏れなんだろうか。
原付は右折できない交差点があるのは、想定外でした。
次回、同じルートを走ることになった場合は、手前の信号の無い交差点で小回り右折しとくか、更に手前の信号のある交差点で二段階右折するか、なのかな。

GOCCIA GEV600 #22 バッテリー切れ

2023-11-19 23:59:59 | 電動スクーターGOCCIA GEV600
先日、電動スクーターGOCCIA GEV600のバッテリー切れを、ついに体験してしまいました。

3日前にGEV600の充電100%の状態から片道7.9km先のOテニスコートを往復し、バッテリー残量は64%の状態でした。
この日は片道11㎞先のMテニスコートを往復するので、普通ならバッテリー50%で走れる距離。
64%もあれば全然大丈夫だな、と思ってGEV600で出発しましたが、この日は気温10℃で風速5m~8mと強風の荒天でした。
結構風強いな~…ときどき強い横風にあおられてフラついたりしつつ、Mテニスコートに到着。
強風の中で苦しみながらテニス練習会をした後、帰ろうとします。

GEV600のモニター(液晶ディスプレイ)を見るとバッテリー残量が27%になっていました。
あれ?こんなに減ってたんだ?
そういえば、Mテニスコートに着いてGEV600を停めた後、少し経ってから「ライト点けっぱなしだよ?」と教えてもらったんでした。
そこで電源OFFし忘れたのに気付いて、消したんだっけ。あの停車状態のヘッドライトでバッテリー消費しちゃっとんだろうな…気を付けよう。
とはいえ、普通は25%あれば帰れる距離なので、まあ大丈夫だろう、と出発します。

帰りも、向い風がかなりの強風でした。
バッテリー残量が少ないのでECOモードで走りますが、アクセル全開でも全然進まない…向かい風に押し戻される感覚です。
30km/h出せずに、25㎞/hくらいまで落ちてしまう状態でした。
風の影響ってこんなにあるの?バッテリー残量が少ないから?

それでも何とかジリジリと自宅へ進んで行きますが、バッテリーの消耗が早い…このままだと、自宅から2㎞手前くらいで0%になりそう。
と思っていたら、予想通り2㎞手前で本当にバッテリー残量が0になってしまいました。
バッテリー残量が0%になったら、すぐに電源が落ちて停まるのかと思っていましたが、パーセンテージ表示は消えて、空になったバッテリーマークが点滅した状態になります。
その空の状態のまま、パワーは弱いながらもGEV600が進んで行くので、行けるところまで行こう、と試してみました。

更にジリジリと自宅へ近付き、スピードが落ちていきます…自宅まであと1kmあたりでパワーが全く出なくなり、停まってしまいました。
でも電源OFFにはならないんだな…結局そこで諦めて電源をOFFにして、自宅までの残り1kmはGEV600を押して歩きました。
いやはや、こんなことになるとは…10分程歩いて、自宅に到着。
翌日もGEV600を使う予定があったので、急いで充電しました。


今回は、停車後にGEV600の電源をOFFにし忘れたことと、強風の影響でバッテリー消費量が予定より多くなったために、バッテリー切れになったという認識です。
風が強い日は、走行距離から算定されるバッテリー使用量より多くなることを肝に銘じておきます。

GOCCIA GEV600 #21 冬支度(2.ピンロックシート)

2023-11-18 23:59:59 | 電動スクーターGOCCIA GEV600
寒くなってきて、電動スクーターGEV600での移動時にネックウォーマーを着けていると、呼気でヘルメットのシールドが曇るようになってきました。
うーん、困ったな。

対策を調べてみると、「メガネ用の曇り止めを塗る」という手もありましたが、「ピンロックシート」なるものがあるそうで。
シールドにシートを着けて二重構造にすることで、二重窓ガラスのように曇りが防止できるんだとか…ほほー。
使っているヘルメットZENITH YJ-22に合う商品ってあるかな?と思ったら、ちゃんとZENITH(YAMAHA)純正品でありました。



こういうのって、ヘルメットに標準で付けても良さそうなもんだけどな…その分、価格は上がるけど。
ヘルメットのシールド曇り止めが必要ないケースってあるんかなあ?…常夏の地域に住んでるとか?ジェットヘルは夏しか使わないから不要とか?
そんなことを思いつつ注文します。



商品が届いたので、開封してみると、思ってたより小さいな…このピンロックシートの範囲しか曇り止めされないんだよなあ。まあ、コレで視界の確保としては充分なのかな?

取扱説明書の手順を参照しつつ、取り付けます。
まずヘルメットのシールドを外すのか。…どうやって?
ZENITHヘルメットYJ-22の取扱説明書を引っ張り出して見てみると、シールドサイドカバーを反時計回りに回してロックを解除、という内容の説明なっています。
この黒い丸はシールドサイドカバーだったのか。
説明書通りに回してみますが…回らない?
よくよく取説を見るとヘルメットの左側の例で描かれています。
左右で逆なのか?
試しに逆方向に回すとカバーが動いて、ロックが外れました。なるほど。





カバーが外れたのでシールドを外して、ウェットティッシュで汚れを落としてティッシュで拭き上げ。
キレイにしたところでピンロックシートを取り付けます。
ピンロックシート左右の凹みを、シールドのピンに嵌めて、シートがシールドに密着するようにシールドを広げて…うまく固定できました。
よしよし。


ピンロックシートが取付できたので、シールドをヘルメットに再度装着します。
このとき、外したシールドサイドカバーの左右が分からなくなっていました…しまった。
ヘルメットの取説を見ると、カバー裏側に左側は「LH」、右側に「RH」の刻印があるとのことなので、確認して正しく嵌めます。


よし、これでピンロックシートの装着作業は完了。
試しにヘルメットを被って、シールド内で息を吐いて確認すると…視界全体が白く曇りました…え?ダメじゃん?
と思ったら、白く曇ってたのは眼鏡のレンズでした。しまった、メガネしてたんだった。メガネのレンズは普段特に曇り止めは塗ってないからな…
確認すると、眼鏡レンズは白く曇ってたけど、シールドは曇ってない状態でした。
でも暖かい室内で試してるので、寒い屋外とは条件が違うよな。

後日、GEV600での移動時にピンロックシートの効果を確認します。
気温10℃、風速5mの荒天の日にネックウォーマーを着けた状態で走りました。
呼気でヘルメットのシールドの内側部分の下の方が曇りましたが、ピンロックシートを着けている部分は全く曇らなかったです。
シールド下方の曇りは視界には全く影響無い状態…そうか、だからピンロックシートは必要十分なこのサイズなんだな、と納得しました。

ピンロックシートのお陰で、もうシールドの曇りに悩むことは無さそうです。良かった。

GOCCIA GEV600 #20 冬支度(1.スノボウェア)

2023-11-15 23:59:59 | 電動スクーターGOCCIA GEV600
電動スクーターGEV600は夏に購入したので、テニスサークルの練習会への移動時は、夏用のUVカットアンダーウェア+半袖短パンで気持ち良く走っていました。
秋に入り、九州でも徐々に気温が下がってくると、さすがにスクーターでの走行中は寒いので、上着を着るようになりました。
秋の初めは、自転車用の薄手のウインドブレーカー(cannondale)を着ていましたが、更に気温が下がると裏地付きの冬用のウインドブレーカージャケット(DESANT:コレも自転車用)+ウインドウブレーカーパンツに切り替えました。
そして、とうとう冬到来?と思えるほど気温が下がってきたので、本格的に冬のスクーター移動時の防寒を考えないといかんな、と認識させられます。

真冬のテニススクール練習会の際は、ベンチコート+裏地付きトレーニングパンツ(asics)を着ていました。


しかしスクーター移動にベンチコートは、風をはらんでしまうので不向きなんじゃなかろか。
バイク用の防風・防寒ウェアを買っとくか…と思ってネットで物色しているときに、そういえば…と思い出します。

スノーボードのウェアがクローゼット奥に眠ってるんでした。
Wind lipのオレンジのジャケット、DESANT A7のグレーのパンツ、killer loopのグローブがあるなあ。
アレ買ったのってもう25年くらい前だっけ…子供が生まれた後は、数回しか滑りに行かなかったなあ。

スクーター移動時の防風・防寒着はスノボウェアで代用できるんじゃない?ジャケットはオレンジなので被視認性も高そうだし。
と思って検索してみると、スキー・スノーボードウェアを冬のバイクウェア代わりにしている人もいるようでした。
じゃあ大丈夫だろう、ってことでクローゼットからスノボウェアを引っ張り出してきて、洗濯した後、Oテニスコートでの夜練へのスクーター移動時に使ってみました。


ネックウォーマーも着けた上で、スノーボード用のジャケット・パンツ・グローブを装着してGEV600で走りました。
気温は12~13℃くらいで、30km/hで走行。
計算上は体感温度は1~2℃くらい?のはずですが、ウェアのお陰でしっかり防風・防寒できている感覚です。
ジェットヘルなので風が入ってきて冷たいのと、テニスシューズが通気性が良いので足先~足首がちょっと寒いかな?という程度。

どうやらスクーター移動時の防風・防寒着はスノボウェアで代用できそうなので、良かったです。


ところで、スノボウェアを洗濯した際に、謎の白い粉がたくさん着いていました。
何だろうコレ?と思って検索してみると、ウェアの生地裏にコーティングされていた防水素材:ポリウレタン樹脂が剥がれたものらしいです。
25年モノだからなあ…防水コーティングが落ちてるんだなあ。

雨の日はテニスも中止だからスクーターに乗ることは無いし、もし出先で雨が降ってもレインウェアは別に持っているので、もうスノボウェアには防水性は求めていません、
このままスノボウェアは防風・防寒着として使うつもりですが、防水コーティングが全て剥がれ落ちきるまでは、しばらく白い粉が出続けそうです。


GOCCIA GEV600 #19 POWERモードの走行可能距離

2023-11-12 23:59:59 | 電動スクーターGOCCIA GEV600
テニスサークルの練習会に行く際は電動スクーターGEV600で移動しています。
週末によく使うHテニスコートまでは片道10kmで、平日のナイター夜練に使うJテニスコートまでは片道6㎞くらい。
市営のテニスコートは抽選で、そこそこ競争率が高いので、近場で確保できず、少し遠くのTテニスコートを使うことになる日もあります。
Tテニスコートまでは、最短距離の丘を越えるルートで片道14㎞、往復で28㎞です。

GEV600の販売元情報では「30km/h定地走行・乗員体重50kg・新品バッテリー新品・気温15℃・無風・ECOモード」で走行距離70㎞とのことでした。
以前、「乗員体重65kg・基本ECOモード、登り坂のみPOWERモード」での走行距離を計測したときは、バッテリー98%消費で43.5㎞でした。
なので計算上は充電100%で44.3㎞走行可能なはず。

同じ走り方ならバッテリーを約63%消費でTテニスコートを往復できるはずですが、いつもの基本ECOモードだとかなり時間がかかってしまうし、途中の丘越えルートはなかなかの傾斜の坂道なので、キビしそう。
ずっとPOWERモードで走ったら、どのくらいバッテリーを消費するのかな?と気になったので、試してみました。

フル充電状態でスタートし、常時POWERモードにしていましたが、それでもメーター読みで35㎞/hは越えないように調整しつつ走行しました。
POWERモードだと信号停車からの発車時の加速感がECOモードと全然違うなあ。バッテリー消費量は多いんだろうけど。

ところでGEV600のメーターの速度って不正確なんじゃないかな?といつも疑っています…ECOモードでは30m/hまでしか出ませんが、体感では30㎞/hも出てる気がしないのです。
自転車(ミニベロロード)でも30km/h程度で巡行することがありましたが、30km/hってこんなに遅いっけなー?と思うことがよくあります。


途中の急勾配の坂道は、途中で失速しないか心配でしたが、概ね速度をキープしたまま登ることができました。
丘を越えた後は登った分を下ることになりますが、下りの方が傾斜がキツい印象。
電動スクーターにはエンジンブレーキは無いので、アクセルOFFでもスピードが出てしまいます。
うかうかしていると40㎞/hを超えてしまいそうになるので、ブレーキで減速しながら下っていきます…下り坂のバッテリー消費量はきっと少ないハズだよな。

順調にTテニスコートに到着。
練習会終了後の復路も、同じルートを逆方向に走りました。
やはり復路の登り坂の方が傾斜がキツいようで、POWERモードでも30km/h弱になってしまう区間もありました。

帰宅して確認すると、バッテリー残量は25%でした。
POWERモードのみだと、走行距離28kmでバッテリー75%消費だったので、計算上は100%で37.3㎞ですね。

基本ECOモードの44.3kmと比べると、走行可能距離が8割程度になってしまうことが確認できました。
個人的には、そこまで大きな差じゃないと思えたので、臨機応変にPOWERモードも使っていこうと思います。