ソリオ宝塚で爽やかなモーニングと、温かたっぷりミネストローネスープで暖まり、
いざ、楽しみで楽しみで仕方なかった『花乃みち』(花の道)。
まだ人影まばら。3月の寒の戻りは半端なく、厚めの上着&背中に貼るカイロって装備で来ても、
とてつもなく寒い土曜日なのであったが、2月の花組時には時間が無くってゆっくり鑑賞出来なかったから。
1年通して、何かしらの花が咲いてるの。お手入れされてる方々のお蔭です。
・・・と、これは。クリスマスローズが、わっさわっさと咲いてる。たわわに花が・・・咲いてる。
沢山、花弁の形が微妙に違う。色んな種類がわっさわさと咲いているのだけど、
悲しい事に、このクリスマスローズって、下を向いて咲いてるのだ。
こんな風に沢山咲いて、色々形が違うって発見したならば、どうしてもその花をちゃんと見たい!
おお、綺麗よ!
こんなに美しいのに、下を向かなくっても・・・。
こんなに寒いのに、地べたに這いつくばらなくっても・・・って、後から思ったけど、必死でございました。
厚めの上着、背中にカイロと言っても、ワンピースの下の足元は、タイツとパンプスだけでしたから、
必死な時は良かったのだけど、後からずっと、冷えて冷えて足がキンキンしましたさ。
これはもしかして、鉢植えにして、棚の上に飾ったりしたら、
苦労する事も無く、そのお顔を拝見することが出来るのでは!?
花言葉は『いたわり』や『慰め』『不安を和らげて』って、優しい感じなのだけど、
中には『中傷』ってのも。それは、学名『Helleborus』(レヘボルス)からきたもので、その語源は、
ギリシア語の『helein』(死に至らしめる)と『bora』(食べ物)で、
この優しい花の根に毒があることに由来してるそうな。
結構な枚数撮ったのだけど、なかなかな体勢での撮影、難しいものだった。
いつか見た、低床車両の阪堺電車の車体下部分を、這いつくばって寝そべって撮影してた、
撮り鉄さんの、あのテクニックは凄い!って、改めて思う。寝そべるってのは、どうしても出来なかった。
・・・・いや、そんな気は無かったのだけど。
こちらは椿。赤や白が椿っぽいけど、ピンク椿。
この花弁のボリューム感が、ゴージャス感出してて良いな。
そして、少し離れた所には、この花。似たようで。違う。よく間違えるでしょ。椿と。そう、山茶花。
椿より平べったいし重厚感がないようだけど、さっぱりした爽やかな美しさ。
椿が散る時は、すぱ~んと潔く、花ごと落ちる。打ち首?ギロチン?頭から落ちる。
山茶花は、儚くも、花弁一枚一枚が、はらはら・・・って散って、時間を掛けて落ちる。
イメージ的には、太夫と天神。うん、そんな感じ。
はい、こちらが、こったい(太夫)の厚み。
って、あれ?もう3月終盤。山茶花の時期はとっくに終わったのでは??って調べたら、
山茶花でも、ハルツバキ系やハルサザンカ系は、3月4月まで開花期があるそうで。
花の道のお花から、色んな勉強が出来るかのよう・・・。
なんて、喜んでいる暇はございません。いちいち調べてたら、お仕事へ行けなくなりますから。
なんでこれを、ど平日に書き始めてしまったのか、我ながら疑問だが。
お。柊の花。柊の花、白いもの、赤いもの、かと思ってたら黄色いのも有ったのね。
わっさわっさと白いちっちゃな花が。
これはなんていう花?なんだか公演に、わんさと、これでもか!?って位に咲いてる白いの。
ここ、花の道にも、これでもか!?って位に咲いてます。
お花を見ながら、下方向ばかり気にして歩いていたら、お?大きな白い花びらが。
あれ?って上を振り仰ぐと、そこには白木蓮の大木が。
桜と入れ違いに散ってゆく白木蓮が、最後の美しさを見せつけながら、その花弁を
飛び立たせている!なんていう感じ。山茶花は散る・・って感じなのに、この花は飛び立つって思う。
うん。個人の感想っていうより、個人の妄想だ。
花言葉は、『荘厳』とか『気高さ』、『崇高』、『自然への愛』等々。まさにこの花にぴったりだと思う。
もう一度、書いておこう。四季を通して、いつも何かしらの花が咲いているのは、
植え替えたり雑草を処理したり、様々な手入れをしてくださってる方々のお蔭でございます。
本当に、この散歩道が大好きなのです。なので、今年こそは、ふるさと納税しよう。宝塚市に。
桜が、所々、ほころび初めているので(3月23日の寒の戻り日現在)、次のお休みには・・・うふふ。
桜が咲いて、桜の道になって、またその後、大劇場前に遅咲きの八重桜が咲くの。
宝塚大劇場での観劇が無くっても、桜が咲くころになり気候も良くなれば、
お散歩だけでも、おススメな宝塚市の名所ですので。
いえいえ、個人的には、宝塚とは縁も何も無いのですけど、ただ、好きなだけ。
こんな数本だけ、ちょこっと咲いてる小さなお花にも時めいてしまう。
まだ、わんさと写真が有って・・・が、今日はそろそろタイムオーバーでございます。
この続きは、また明日。