と~っても楽しみにしていた月組公演の日。
グランステージ『夢現無双~吉川英治原作「宮本武蔵」より~』
そして2幕は、レビュー・エキゾチカ『クルンテープ 天使の都』。
これが発表されるやいなや、即、ネットで予約をいれましたわ。堺市立図書館!
吉川英治原作は文庫本で8冊。しっかり無料で読破してからやってきましたから。
14:30開場になり一目散に向かったのは、1階席後方1-2扉付近の特設カウンター。
ここでは、宝塚ホテルの本物のソムリエさんが、その公演に因んだ、オリジナルメニューを作ってくださる。
改札内、しかも、開演前の30分と幕間30分、この間にしかやってない。
私事ではあるのだけど、幕間はデザートに走るし公演は1回しか来ないし、毎回30分だけのお店。
今回は3種あって・・・・。武蔵のカクテル、小次郎のカクテル、そしてお通のノンアル。
その、お三方がこちら・・・。
有名な『バガボンド』っていう漫画も、件の吉川英治の『宮本武蔵』が原作。
あえて原作まま『宮本武蔵』ではなく、『バガボンド』。バガボンドは”放浪者”っていう意味らしい。
そうだったそうだった。ずっと旅をしていたわ。巌流島こと船島で終わっていたけど・・・・。
あれから、どうなったのでしょう。宮本武蔵その後・・・が、知りたいな。実在してたのだから、
調べたら分かるのかしら?
いやいやいや・・・・そうじゃなったわ。ノンアルお通さんはパス!。武蔵と小次郎のカクテルを下さいな。
ああ、混ぜてねってソムリエさんのおっしゃる事、素直に聞いてしまったのだけど、
混ぜ混ぜする前に、撮っておけば良かったわ。
武蔵の赤いのはそのまま赤いのだけど、小次郎の方は、お衣装の色、ポスターの紫だったのに・・・。
そんなこんなで、赤い方が、武蔵カクテル。公演オリジナルカクテル『二刀流』。
公演の主人公、宮本武蔵の衣装カラーをイメージして、
宮本武蔵の名を持つ、岡山県の難波酒造さんの名作清酒『剣豪武蔵』をベースに、
葡萄とベリーのミックス黒酢を合わせて、さっぱりとしたカクテルに仕上げました・・・。
なのだけど、ベリーにやられて、日本酒の風味も何も全くなくって、何だか勿体ないかぎり。
ん?って、一瞬、お通のノンアルと間違ってないか!?とも思ったほど。甘~~ぁい!!でも美味しちいよ。
そしてことら小次郎カクテル。公演オリジナルカクテル『長干し竿』。
宮本武蔵のライバル、佐々木小次郎の衣装カラーをイメージ。
佐々木小次郎は、美弥るりかちゃん。とっても美しい、おしゃれジェンヌさんなのだけど、
残念な事に、今回、みやちゃんの退団公演だなんて・・・・・くすん。
山口県下関市の、大正12年創業の下関酒造さんの日本酒ベースに、
ヴァイオレットシロップを合わせ、すっきりとしたカクテルに仕上げました・・・・。
シロップで甘いのだけど、ふ・・・っと日本酒の米の風味、一瞬だけ感じたような、気のせいなのか。
こっそり、シロップと、しっかり薄めてる炭酸抜きで・・・なんて、注文通ったらいいのに~って
思いつつ、甘いカクテルを頂きましたよ。
いつか、剣豪武蔵も巌流島も、何処かで呑めたら良いな。勿論、ストレートでね。
それが普通の日本酒なのだけど。では、お席へ行きましょう。ご馳走様でした。
宝塚大劇場
兵庫県宝塚市栄町1-1-57
客席に入ってお席に着いたなら、舞台が・・・・おお。