それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

落ち着いた雰囲気のイタリア料理店でスペシャルランチ☆MIZUTAMA☆大阪市住吉区♪

2019-03-10 10:03:13 | グルメ

ちょっとした慶事がございまして。予約して伺いましたよ。

娘っこちゃんとスペシャルランチコース。特別なお昼ご飯の会席料理ってやつですわ。

12時の予約、2名様が2組、そしてカウンターにお一人。

とっても静かで落ち着いた雰囲気で、時間を忘れる不思議なお店。一番奥の、大きなテーブルで。

白ワインは『カヴィ ’17 / フラテッリ ジャコーザ』を、デキャンタで。

いいないいないいな・・・・・。いいな~~!。ハンドルキーパーな私は、ノンアル白ワインって、

まあ、端的に言うと葡萄ジュースだ。ああ、悔やまれる。なにゆえ!何故、車で来たのだ。

まあね、かくかくしかじかの、のっぴきならない事情があったのだけど。

前菜一品目。ヨコワとウイキョウのマリネと菊芋のピュレ。

ヨコワは鮪の若いやつ。ウイキョウは薬用にも使われる茴香って書く。味は、セロリに似た感じ。

この娘は生魚が嫌いだ。だのに、こんな、え~店が出す生魚は、なんの抵抗も無く絶賛。

心から、低い声で『美味しい』。そうね、その表現に尽きる。

マリネのドレッシング(?)が良いのかしら、鮪感が無い。鮪チームから独立したヨコワ。

セロリ嫌いの娘さんは、ウイキョウはそっと、私のお皿に移したのだけど、何がって、この下の、

菊芋のピュレ。トロンっとしたそのソースが、べらぼうに美味しいのだ。

ここのパン。売ってくださるのなら、即買い。テイクアウト必須な位に、元々美味しいのだけど、

食べ終わったお皿に、菊芋のトロンが残るでしょう。パンで綺麗にするのだ。

お行儀悪いのかもしんないけど、一番奥の、ちょっと見えないお席。美味しい。

前菜二品目。こんな美味しい前菜がもう一品やって来るの。

イタリア産 仔ウサギと八尾若ごぼうのMIZUTAMA春巻き。

反対側から撮りました。だってね、春巻きは文句なしに感動的に至福の美味しさ。

メニューに名前の載らない、そのパプリカだって、もう永遠パプリカが欲しいって思う位美味しい。

ザクッ!って、大きく聞こえてきそうな、その春巻きにナイフを入れて、

わざわざイタリアからやってきた仔ウサギの肉が、微妙に八尾ってとこが良い若ごぼう。

どちらも瑞々しく、控えめな肉汁と、まだ土臭くなる前の青い野菜の感じが残る若ごぼう。

そこに、蜂蜜とビネガーのソースがかかっているの。

甘ったるさを酢が爽やかにしてくれて、優しく甘さのあるさっぱりソースに仕上がって。

パスタは勿論、自家製パスタで、タリオリーニ。

『タリオリーニって何よ?』『知らんわ』『ググってよ』・・・っ、密かに母娘の密談。

早い話が平打ち麺。うどんで言うところの、きしめんみたいなやっちゃ。

”帆立貝柱と紋甲イカ、魚沼ウルイのソース カラスミとライムの香り”・・・なるメニューでした。

”ウルイ”は東北地方で、古から春の山菜として食べらてたっていう、”オオバギボウシ”。

正式にはそういう名前らしいが。オオバギボウシだってウルイだって、見た事も食べた事もないし、

味が分からん。ただ、ウルイソースなのだ。そしてカラスミだったり、柑橘でさっぱり?

小さな事を気にしてはいられない。そのパスタは・・・・・。躱す言葉は、低音で”美味しい”。

その美味しさに満たされた胃袋の、その奥底から湧いて出てきた、その言の葉は”美味しい”。

子供達には内緒であった。だけど、もう大きな子供は大人になったから、カミングアウトしたわ。

『パスタって好きじゃない』。でもね、好き嫌いを教えちゃダメって思うし、パスタはチビっ子の大好物。

作ったし、食べてもきたし。あの、きゅしゅきゅしゅしてるパスタっての、好きじゃない!

だのに、娘っこの生魚のように、なんで?ここのパスタは、今までの常識を覆し、

ここだけで言わせてもらえば、パスタ、大好物やわ!

例え、お米が無くなっても、この店のパンとパスタが、炭水化物業界を牛耳ってくれたらそれでいい。

やばい。話が長くなってしまった。

メインディッシュがやってきた。

もっと大きく撮ったら良かったな。 柔らかなその身は半生?

あちこちで鴨は食べたわ、そりゃ大好物ですからね。それは、初めての食感、初めての快感。

添えられてるのは・・・何だ?エシャロット?的な、小さな玉葱の長いのん。

これも素焼きされてて、鴨と一緒に、ソースが絡まり美味しい。

生からよね、生鴨肉をここで調理したからこその、半生感の素晴らしい鴨。

ううううう・・・パンを。1個おかわりして半分こしようか。

お行儀悪いけど・・奥のテーブル、向こう側からはかなり死角だし。

パンで、お皿を真っ白にしたわ。だって・・・ソースだって残すの勿体ない。

ドルチェ。早い話がデザートさ。和食ならば、甘味。

チョコレートケーキはかなり・・・チョコレートが濃厚過ぎて、娘っこのお皿へ移動。

アイスがね、ちょっとジェラードっぽさもあり、ヨーグルトのような爽やかな感じもするの。

さっぱりしてて、なんて美味しいのかしら!

チョコレートケーキの上にアイスのっけたら、もう心が蕩ける至福が味わえる(娘っこ:談)

みかん(ちゃうよ)は、愛媛県の甘平(かんぺい)っていうらしい。も~良い素材しか使ってないもん。

食後の珈琲と、娘っこの紅茶。

ゆっくりと落ち着いた、ゆっくり話も出来て美味しくって、たまにはこんな休日ランチも良いね。

入った時は、2名様が2組、カウンターにお一人。だったのが、死角で見えなかったのだか、帰りは満席。

予約を入れてから・・・が、おススメです。

とっても幸せなランチタイムを、ありがとうございました。ご馳走様でした。

イタリア料理店 MIZUTAMA

大阪市住吉区苅田5-18-26 ふぁみーゆアビコⅥ-1E

TEL  050-5594-4703

営業時間  11:30~15:00 / 17:30~23:00 月曜休み

・・・と、30分100円のパーキングに入れたのですが、精算したら500円!

2時間半もゆっくりランチしていた模様。ゆっくりと落ち着いた・・・って、確実に時は刻まれていた。