難波で呑んでますよ。・・・の、3軒目。座裏ってとこです。たぶん。
う~ん、ここ!って入った立ち呑みやさん。あらあらあら。日本酒の品揃いが良くってよ!
じゃぁじゃぁ、1つずつ選んで、一緒に呑もう~~って、色々呑みたい日本酒好きの意見は一致。
さくっと選んでみたのは、佐賀県三養基郡の、天吹酒造さんの、冬に恋する純米吟醸 生。
原料米は、佐賀県産の”夢しずく”。オシロイバナの酵母で醸したやつ。精米歩合は50%。
創業は元禄年間、それは1688年~1704年。その間。って、古すぎて文献が残っていないのね。
酒蔵見学も受け付けているようなので、お近くにお越しの際は是非。お立ち寄りくださいませ。
そして、悩んで悩んで悩んだ挙句、友が選んだのは、
宮城県加美郡の山和酒造さんの、純米吟醸 無濾過生原酒。
創業は1896年で明治29年。薬屋さんを営んでいた伊藤さんが創業したのだ。
代表銘柄が、やっぱり山和。
原料米は美山錦。日本で最も生産量の多い、”山田錦””五百万石”に次いで酒造好適米の3位だとか。
あ、あれ・・・・?私、雄町も大好きなのだけど。 こちらも精米歩合50%だわ。
美山錦の代表的生産地は長野県。そして、東北地方でも広く栽培されているそうで、
なので、東北の蔵のお酒のお米は、美山錦が使われてるのが多いのだとか。
お造りの5種盛り・・・だったと思う。うん。そんな感じ。
鮪とお鯛さんと鮃と、”メジナ”!。確かに、メニューにも”めじな”って書いてあったもん。グレじゃないもん。
短冊からなのだろうけど、造りたての感じ、酔っぱでも分かる。
それはね・・・・・お友の様に醤油にどば~~~っと浸さないから分かるのよ。
その切り口もその温度も。美味しいわ。素材の味で食べる私は、変わり者と大多数の方が思うでしょうけど、
少数派なのでしょうけど、一番その素材を楽しめてるって思ってる。うん、独り善がりでも良いの。
しめ鯖。しめ鯖食べたい、しめ鯖しめ鯖しめ鯖~~~あ!
ちょっと食べて呑んでの酒場放浪、1軒当たりのお菜が少ないので、その選択肢に、
どうか、しめ鯖380円に清き一票を~!ってやってみた。うん食べよって快諾を勝ち取って。
お造り盛りとしめ鯖、同じお皿で、相乗り状態でやってきたのだが、ほぼ、頂いた。
しめ鯖って、ここのメニューにはあったけど、きずしでも可。どっちでも、最高に美味しいのだから!!
天ぷら。天ぷらですね。注文したんですね。注文しましたとも!
私はね、舞茸の天ぷらを食べました。ええ、大好きなの、舞天。とっても美味しいのだ。
あと、何だっけか?お友が、凄い美味しい笑顔で食べてたから、ま、何でもいいか。
ここの天ぷらは安くってとっても美味しかったって事だ。
そして、もう1種ずつ呑もうって事になり、私がサクッと選んだのがこれ。
だって新潟県のお酒なのに、関西限定って、気になるやん。
新潟県十日町市の松乃井酒造さんの関西限定の雪中貯蔵、吟醸酒の『凌駕』(りょうが)。
ラベルが虎。ホワイトタイガーなのね。関西限定ホワイトタイガーラベル。
原料米は五百万石。精米歩合は58%。
タイガー、虎が、ぐわっとくる感じは無くって、上品な香りがふわ~っとくるお酒。
そして、お友が悩んで悩んで考え抜いたお酒は、大分県杵築市の中野酒造さんのお酒。
『彗星』おりがらみ生。”ちえびじん”純米大吟醸~~ぉ。
ガス感が多めの、新米新酒でフレッシュなやつ。んで、『一口が多い!』って怒られた。
我が国、日本のお酒。本当に、日本に生まれ日本のお酒を頂く、この幸せったらありゃしない。
と、この後、お菜もドリンクも丁度空いたので。ご馳走様でした。
立ち呑み あたり屋食堂 なんば店
大阪市中央区難波4-6-5 ナンバ進栄ビル1F
TEL 06-6631-2020
営業時間 15:00~24:00