なんでこうも。こっちを見つめて来るのかしら。
大好きなお店。それはMuji。そのコーナーは日本全国のインスタントの袋麺が並んでる。
そして、どういう路線を狙ってる?って娘っこに疑問視されるのだけど、
ずっと、幼少の砌より、インスタント麺は『毒』と教えられて育ったのだ。
しかも、辛いものは得意ではないのに。無印&KALDIデビュー以降、
何故か何故だか、そっち方面に転げ込んでしまう、これって何!?
韓国風の、『大辛』ってらーめんだ。
手に取って、時間にしたら数秒なのだろうけど、感覚的には半日くらい固まっていた。
そして、静かにお買い物カゴの中へ、そ~っと置いた。ああ、もう逃れられない。
でも大丈夫。逃げたりはしない。さ、開封の儀だ!!
ソバージュ麺。って、今さ、ソバージュなんて書いたさ。これ、まだ使って良い言葉?
昔、若かりし頃、やってたもん。前髪は勿論、カーラーで巻くのだ。
娘っこに確認。ほぉ。前髪が有る・無しが。ネオソバージュって言うらしい。ほほう。
太目なのかな?しっかり綺麗な波が、かっちり固まってるよ。
んで、スープとかやく。出してみたさ。
出した途端、色んな匂いが押し寄せてくる。
色んな調味料だか化学調味料だか、すっごい人工的な匂い感が激しいけど。
550mlの水を沸騰させて、そこに麺もスープの粉も、かやくさえも、全部ぶち込んで煮込むのだ。
ねぇ、これって煮込み料理!?その大辛のスープが麺に、しゅんでしまわないのか?
しかも、沸騰してんのよ。水分だってどんどん減って辛さが増す!?
絶賛煮込み中の、火を弱めて撮ってみたのが上の写真。
真ん中のオレンジは、灰汁?取った方が良いのか?
しかし、灰の汁って書いてアクって。どんなけ程、悪いもんやねん!?誰があてたんや、この漢字。
と、煮込み始めて気が付いた。トッピングの用意してないやん。
基本、拘りの袋麺にトッピングは不要と、テレビで言うとった!って娘っこ。
いやいや、これさ、大辛やし。辛!ってなった時にトッピングで逃げるのだ。
ん?パッケージでは、絹さや、筍、ヤングコーンに人参かい!?・・・人参しかない。
5分煮込むって事なのですけど、色々作業がござりますれば、4分半で火を止めて、
大急ぎで、冷蔵庫の中のものを漁って、電子レンジでチンして準備したトッピングを。
うちの、この日の冷蔵庫の中身、こんな感じだったのだ。
中央にはチリ産のトラウトサーモン。甘長とうがらし、舞茸、人参なんか漬けかけた糠漬け。
あ。胡麻!こないだ胡麻使い切って買い足してない。ヤバいのだ!
でも大丈夫。胡麻の色に気付く方がいらっしゃるだろうか?
胡麻はね、ふりかけ。緑色なのお分かり頂けるか?
『「無添加」仕上げ ふりかける胡麻 香ばし焙煎 磯の風味あおさ味』。これ美味しいよ。
さ、大辛ラーメンさ。取り敢えず、トッピングに頼らずに。
あ、あれ?美味しいよ。辛くない。後から『がらい~~!!』ってなるやつ、でも無い。
普通に、ちょっとピリ辛位、ちょっとほっこり温まる。冬場の血行促進に良いわ。役立つ。
何?『唐辛子が肉エキスと野菜の旨みをおいしく引き立てます。辛くてうまい!』って。
ちょっと体が温まる。これはこれからの季節におススメだ~って。
折角、たっぷりトッピングしたんだし。お野菜も食べながらインスタントを・・・・。
え?う・・うっぐあぁ!ってなったのは、甘長とうがらし。
こいつはいつも緑のピーマンの細い奴だから美味しいのでしょ。甘い、唐辛子に似た形。
この甘長に、さくっと裏切られた。何この喉を、扁桃腺をダイレクトに突き刺してくる痛み。
まさか。しし唐で昔、こういう事はあったけど、まさかの甘長で・・・。
涙と鼻水にむせ返りながら、ご馳走様でした。ぐすん。
購入したのは・・・・。
無印良品 イオンモール堺北花田店
大阪府堺市北区東浅香山町4-1-12 イオンモール堺北花田1F
TEL 072-252-2444
営業時間 10:00~21:00