それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

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越後長岡藩士・河井継之助が愛した桜飯☆たちばな本舗♪

2021-04-04 09:45:23 | 日記

いつも文庫本を持ってます。どんなに忙しくっても、たとえ少しでも、

もういっそ時間が無ければ、信号待ちでも読書します。本が好きなのです。

過去、色んな作家さん、ジャンル等々、嵌りましたけど。

今は、ずっと大嫌いで近寄りもしなかった日本史・時代物に首ったけ。

その中の、司馬遼太郎本に『峠』ってあるの。

実在の人物らしい、維新に散った最後の侍、河井継之助のお話。

しかし、最後の侍って、多すぎないか?確か、吉村貫一郎や桐野利秋もそうでは無かったか?

あ。あのトム・クルーズの『ラストサムライ』の侍は誰だったのかしら?

妖艶な、小雪のうなじ~肩辺りのラインしか、思い出せないのだけど。

えっと、件の河井継之助は、越後長岡藩の藩士だったのだよ。そして、この『峠』の中で、

今のところ、2回出てきたんだ。越後長岡の郷土料理らしい河井継之助の大好物。

ざっくり、その物語の中に作り方は書いてあったわ。

大根の味噌漬けを刻んで、ご飯と一緒に炊き込む。それが彼の大好物の『桜飯』。

大根の味噌漬け・・・。味噌?。考えたわよ。なかなか味噌では漬けないわ。

いつもの糠漬けじゃだめでしょきっと。大根の味噌漬けって、スーパーに売ってたり?

いた、無かったし、たとえ有ったとしても、越後長岡の味では無いかもしれない。

なので、越後長岡の”たちばな本舗”さんから、桜飯セットなるものを取り寄せたのだ。

油揚げが有名なんだよな、栃尾。物語の中でも出てくるんだ、栃尾!

その栃尾のコシヒカリも付いたセット。おお。まるっきり越後長岡セットなのだ。

レシピが付いててね、それはかなり有難いさ。刻んだ漬物をぶち込むにしても

量が分からないしね、レシピは有難いのだが。

お米3合に、大根の味噌漬け30~50グラム。・・・栃尾のコシヒカリ2合やないか!

これが、越後長岡民が食してるらしい、大根の味噌漬けだ。

普通に、例えば我が一族では。”こうこ”って呼んでいた大根の漬物は、その姿がはっきりしてて、

ばりばりぼきぼき。大根姿のそれだけで摘まみ喰い出来る体のものだったが。

越後長岡の大根の味噌漬けはこれだ。

奈良漬っぽい。お味噌をちくっと舐めてみたの。か、から~~ぁぁぁい!。

味がすげ~濃いんだわ。このからい(味が濃いの意)味噌で漬けてる大根。

どう?どうなるのだ?奈良漬けみたいな、お酒の友にもなる感じか?

但し、奈良漬けの味噌なんて、舐めてみた事ないのだけど、どうなのさ?

刻んでみた。30~50gって書いてあったので、40g位にしてみた。

見た目、マジ奈良漬け。けど他には何も入れないで、これだけでご飯を炊くのよ。

摘まみ喰ってみた。・・・うぎゃ!濃い!濃すぎだわ。これだけではまさか無理よ。

それとも、寒い地方、越後長岡(新潟県)では、このまま食べるものなのか?

この大根の味が濃いから、これだけで炊くって事なのだ。いざ、点火。

ところで、この桜飯セットのお取り寄せ、缶バッチがおまけに付いてくる。

この小さな・・・、危うく気付かずに過ぎてしまいそうな、小さな缶バッチ。

”えちご ながおか”。温泉があるのかな? しかし、この缶バッチ、何処に使う?

紙袋も、っていうか紙袋にしたものも入ってて、越後のポスターを折りたたんで

紙袋にリサイクルしてあるのね。なんか、可愛くって勿体なくて使えないし捨てられない。

炊きあがりましたのこ。

ほんのりご飯が茶色っぽくなってるけど桜飯。

これが、越後長岡藩士、河井継之助が愛した桜飯なのだわ。ご馳走なんだって。

刻んだ味噌漬けぶち込んで、そのまま普通に炊いただけ。大根からの味が全部、

水の方に溶け込んでお米に染み渡る。こんな濃い味大根の意味がありありと分かったわ。

美味しい~!。これ、こんな簡単でこんな美味しいご飯になるとは!。

この味を、白米に捧げた大根の味噌漬けは、もう大丈夫。からくなければ濃くもない。

食べてみたら、しっかり味がしゅんだ、大根の煮物って感じで、この大根も美味しい。

まだ、半分以上も味噌漬けが残っていたので、もう1回、桜飯が出来たのと、

もう少しは、里芋の煮っころがし時に入れてみたよ。うん、これも美味し。

越後長岡の大根の味噌漬けは、万能調味料だったのだ。

越後長岡の皆様、ありがとうでした。ご馳走様でした。

越後長岡味噌醸造 たちばな本舗

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