それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

優雅なレストランランチの筈が早食い大会に☆フェリエ☆宝塚大劇場♪

2021-10-31 05:48:33 | 宝塚とか

さ。この日は待ちに待った宝塚歌劇、星組公演の観劇日。

朝一から駆けつけて、朝ご飯したり、公演デザート頂いたりのその間に、予約しておいたんだ。

この日11時公演。終演は14時。なので、幕間にランチを行っちゃいましょうプロジェクト。

幕間時間は35分。この間に頂くので、幕間に入った時にはもうテーブルの上に、

オードブルもメインも、パンかライスのどちらかもデザートも、全て並べてある。

ただ、珈琲か紅茶かどちらかは、温かいのが頂ける。

しかし・・・。こんな時に何なんだけど、私の腹具合というのが、普段は底なしか!?って蓄積する。

かくかくしかじか、なかなか効かない薬との格闘。効いたのが1幕の終盤。

ヤバい。これはヤバい。幕間に入ったら御手洗争奪戦が始まる。もう・・・あかん。

演目は柳生忍法帖。そりゃ、1時間半で、あのお話が出来る筈が無い。

七本槍のそれぞれの個性が全く無いし。この際、3本槍位でも良かったのではないの?

けれど、原作本で迂闊にも、一番ラストでガツン!って心を掴まれた、あの十兵衛先生の台詞を聞きたい。

それがために冷や汗を流しながら・・・。確かにその台詞は有ったけど。待つんじゃなかった。

公演中、隣の娘っこと話せない。彼女もさっさと御手洗に行くはずだわ。

ランチ予約券を手に握らせて、お店前で集合だぞとテレパシーを送って。

あの台詞、その瞬間に通路のとこの席だったので、そのまま走った。

お尻の両ほっぺを緊張させて、中腰になりながら走ったよ。すっきりしてお店へ。娘っこ居ない。

まだかな~って、呑気にお店前で待つ。待つ・・・って、店の中から『早く!』って何で?

なんやおったんかいな。って、さ、食べようって思ったら、そこからの娘っこは御手洗へ。え!?

もうその頃には並んでるでしょう。お電話してもマナーになってるようで出ないし。

取り敢えず、写真を撮って待ってみよう。

娘っこの担当、『大劇場おすすめ公演ランチ』。こちらはオードブルで、

《白身魚のブランダード 和ハーブの風味 有頭海老を添えて》~瞳にうつる和ハーブの輝き~

ああ、娘役のトップが『舞空 瞳』だから、そんなサブタイトル的なものが??

ミルクで煮込んだ白身魚、海老佃煮のソースは斜めに。これは柳生十兵衛の眼帯に見立てているそうな。

ところで、冷や汗タラタラ時のテレパシーは伝わらなかった訳だが、長蛇の列からやっと帰って来た頃には、

もう食べ終えて出て行く方もいらっしゃった感じで。もう、黙食しよう。さっさと食べよう。

娘っこの悪い癖。観劇中だったり、映画を観ていたら、電車に乗ったら、車に乗ったら、

どういう訳か御手洗を欲するのだ。行けない・時間が無い・止められないって時にやってくる。

日帰りバスツアーのバスを止めて、トイレへ走った前歴がある。

但し、バスツアー時、娘っこが走るその後を、2名の方が追随して行った。お前等もか!?

この時間無い時に、剥かなあかん海老って嫌がらせか!?後から聞いた感想。

いやいや、私なら、殻付きで齧り付いたのだけどね。

メインは《ポークとチキンの和風ポトフ》~和の香りに真の礼賛を込めて~

礼賛!成程、星組トップが『礼 真琴』だからか?因みに礼賛は、素晴らしいもの、褒め称えるもの。

褒めらんない。ポトフと言ってもすっかり冷めてしまったもので、堅くて飲み込めないって。

かなり消費済の、元々35分間の幕間時間で、これは拷問だと顎の弱い娘っこは言う。

いや違う。時間配分を全く考えていなかったアホさ加減が、明るみになっただけ。

時間が無いから、もう味わうって言うより、飲み込めるかにかかってる感じの娘っこ。

私はね、例えば秋刀魚の塩焼きなんて何一つ残さず、頭も背骨も全て噛み砕く顎が有るわ。

それにしても、こっちの肉も堅かったよ。

私のは『レビューランチ』。オードブルがこれ。大急ぎでも美味しかったけどな~。

《サーモンのたたきと鴨スモークのスライス 茸マリネとサラダ》ってぇもの。

ほぼ生サーモンが嫌だって、だから娘っこはこっちじゃないランチを選んだわ。

このオードブルは咀嚼力は要らないし、柑橘系のドレッシングが爽やかで美味しいわ。

サーモンありがとう。貴方が私を、このお皿の許へ導いてくれたのね。

さあ、こちらがメインのお肉。

《牛ロース肉のシャリアピン風ステーキ 赤ワインソース》。

玉葱に漬け込んだ牛ロース肉を、赤ワインソースでシャリピオン風に仕上げました。との事。

はて、「シャリピアン」?。調べましたよ、なんでこう、難しく書くかな。

そしたら、玉葱云々は正解やん。何故「シャリアピンステーキ」って言い切らず、

「シャリアピン風」、「風」を入れる?そんなに自信がないのかしら。

あ。分かったかもしれない。説明によると「玉葱のみじん切りに肉を漬けて肉を柔らかく・・」って、

うん、そこだ!。柔らかくないから、なんちゃってシャリアピンなのかも。

もしかして、冷たいからか?幕間時間までにテーブルセッティング完了+お預け時間。

例え焼き立てであったとしても、冷めるでしょ。美味しいけどね、ただちょっぴり堅いだけ。

でも大丈夫。添えられた野菜部がと~っても美味しかったよ。

秋っぽい感じが素敵。折角こんな可愛い野菜部が出来るのに。も~ステーキだなんて

無理しなくっても良いのに。いっそ、薄切り肉とか、ちゃちゃ~っと炒めたりで良いやん。

あ。そうそう、予約時にパンかライスかを聞かれ、珈琲か紅茶を選びます。

デザート時にドリンクが運ばれてくる仕様なのだけど、メインに入る前に頂いたのは熱いから。

だって、このデザートに手を付ける頃には、もう、幕間ランチの方が誰も居ない。

お皿がどんどん下げられて、テーブルや椅子が消毒されていく。

デザートは《さつまいもタルト》。さつまいもをゴロっとのせたパイ生地のタルト。

そうか、そういう物だったのか。フォークでカットしようにもパイ生地部が切れん!。

ににに・・・2幕が始まってしまう~って、焦る。

ああ確かに。さつまいもがゴロっとどころか、ゴロゴロ入ってるわ。

「お早くお席にお着きください・・・。」って、館内アナウンス。

味わってるゆとりは全くない。けど、さつまいも!お口の中がワサワサするし、

最後は水やら珈琲で流し込んで、ちゃんと残さず完食しましたのこ。

劇場に入ったら真っ暗・・。見、見えません!!

係のお姉さんに足元を照らして頂きながら、何とか幕が上がる一瞬前に着席出来ました。

もう、二度と幕間ランチは止めにしよう。そう堅く誓ったあの日だった。

ご迷惑をお掛けしました。ごめんなさい。他のお客様の舌打ちが聞こえてきそうよ。

また、幕間以外の時間にゆっくり、お食事に行きますね。ご馳走様でした。

宝塚ホテルレストラン フェリエ

兵庫県宝塚市栄町1-1-57 宝塚大劇場内1F

 



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