いつもお世話になってる恩人の、最愛の娘っこの旦那様は、
梅田のピアノピアーノで修行を積んでこられたのですけど。
この度、我孫子でイタリア料理店をOPENしたとのことで、是非!とばかりにファミリーで予約。
こんなお店行きたいねん・・・って言うと即集まる食いしん坊ファミリー、では。乾杯
2017年9月26日OPEN。行ったのは、10月のド平日だったんですけど、
既に人気を博しております。なので、予約は入れておきましょう。
私達ファミリーも予約して。お待ちしておりましたって、爽やかに招き入れて頂いて、気分がむっちゃ良い。
メニューを見るなり喰い付いた。ああ、イタリアンでも青魚使ったりするんだっけ?
いやいや・・・普段あまりイタリアンとか自ら望まないからさ、知らんだけかも。真イワシのマリネ
ホントにこれ鰯なん?って位に美味しい。魚なのだ。確かに鰯の味だけど、
魚特有の後引く魚の・・・何ていうのでしょう、魚の余韻が無いさっぱりした後口。
生魚嫌いの次女に、『騙された!って思って食べてみ!美味しく無かったら千円上げるわ』って、長女。
しめしめ・・・とばかりに生魚嫌い次女、鰯を食べましたよ『旨!!なにこれ、むっちゃ美味しい!!』正直者。
メニューの名前は”インサラータヴェルデ”。かっこ書き無かったら分からないわ。
インサラータヴェルデっていう、グリーンサラダね
テカテカな爪(ネイルってやつ)した女子力高い長女が取り分けてくれるの。
ええ嫁になるはずなのだが、なかなか虫が付かない。世の中の男どもは何やってるのかしら。
さっぱりしたドレッシングに野菜の良さが強調されるようで、美味しい。
グリーンサラダがご馳走サラダなのだ。そして、一緒にやってきた、ウサギさんみたいなやつ。
う・・・・バケットが美味しい。娘っこ、即食べてしまうもんだから、お持ちしましょうか?って。
あかんあかん、まだ食べるのだから、バケットでお腹占領されただめなのこ。
焼野菜3種は、ブロッコリー、ズッキーニ、秋茄子
ふと思った。3人だから、ちゃんと3つずつ、盛ってくれてのね。
そんな焼き野菜、美味しい。どういうソースなのか分からない。
本当に、美味しくって幸せって思える。美味しいっていう感情の表現の表し方の持ちネタが無い。
素直に、美味しい。”あひゃ~~ん”ってなる美味しさ。
イタリアンって言ったら、ちょっと身構えてしまうのは、おいら、ややこしい味のパスタって好きじゃないんだ。
じゃあ、1種だけ頼んどく?って、娘っこ達が選んでくれたよ。
ベヴェッティーニイタリア産 仔ウサギとズッキーニのトマトソース
取り分けてもらって、『ああ、ちょっとで良いよ』ってお願いしながら。
もうとっても嬉しそうな娘っこ達、お~い~し~い~!!ってあら、何て嬉しそうなのかしら。
食べてみましたわ。あら、何なの?美味しい。これ、パスタって括りに入ったらあかんのちゃう?
バヴェッティーニって言うのは、細めの平打ちパスタなのだそうだ。
多分基本知識なのだろうけど、それすら知らない位避けてたパスタが、こんなに美味しく頂けるとは。
モチモチしてとっても美味しいの。トマトソースも、酸味もきつくなくまろやかで、
時々、ズッキーニの食感の清々しさが良い。とっても良い。
トリッパアッラ フィオレンティーナ
難しい名前でも”トリッパ”は知ってるもん。ハチノスだもん。大好きなやつ~っふ。
ふと思ったわ。食べながら、凄い美味しいお料理につられて、とっても色んな話をしたわ。
ファミリーで、こんなにゆっくり話せたのも久しぶりだったかもしれない。
そんな家族の語らいに、全く邪魔する事皆無で、さりげなく、一品一品、取り皿をささっと入れ替えていくの。
そのタイミングの素晴らしさが凄い。ピアノピアーノ修行のご店主だけじゃない、
ホールを担当されてた方の、気配りも半端なく素晴らしい。
あ・・・トリッパだ。勿論美味しい。メインの食材だけでなく、一緒に煮込まれたらしい白いんげん等々も。
一品ごとに、ソースも変わるでしょう。それがとんでもなく美味しい。
次女がまだ小学生位だったなら・・・・皿舐めたやろうな。って思う。
さあ、メインだよ。
オーストラリア産 仔羊のロースト イタリア産黒米と茸のトリフォート ローズマリー風味
長いメニュー名だが。メニュー撮っとき!って娘っこの提案。
絶対、後から、あれ何ていうメニューやった?って電話してくるやろ~って見透かされ、
メニューのとこに、人間のものとは思えない爪をした指先が『これ』って指さしてくれてる写真。
うん。助かったわ。あの、おどろおどろしい爪は・・・貼らない。
で、仔羊だよ。これが・・・・・ああ、どんな形容もふさわしくない位、美味しいしかないけど、
目を瞑って噛むときの食感と舌で感じるこの幸せを、ゆっくりゆっくりと感じる幸せ。
長女が言ったわ。美味しいお肉を求めて、あちこち食べ歩いたけど、この仔羊は最高のお肉だと。
羊肉がこんなに臭みなくあっさり美味しいって、知らなかった。
そしてやっぱり羊肉を焼いて絡めたのだろうそのソース、それがキノコ類に染みこんで、
付け合せ野菜が、それだけで一品になれる位にレベルアップしてるのだ。
デザートは3種有ったのだけど、おいらパス。デカンタワインを飲みながら達観。
ティラミス~エスプレッソとサンブーカの香り~
美味しい、美味しい、美味しい美味しい・・・・が、止まらないらしい。
イタリアン料理店なのだけど、妙にイタリアンを押してないような、だってピッツァとか無いよ。
とても上品な、イタリアだとかに囚われない料理人の拘りが溢れるお料理なの。
恩人様からの・・・だから、美味しくなかったら書かずにおこうと思ってた。のは、杞憂に終わったらしい。
こちら・・・・・・イタリアン風モンブラン”モンテビアンコ”2017Version
ええ、これは凄い。仕上げは出てくる直前でしょう。
大きなガラスの器の真ん中、モンブラン好きの長女の瞳がハートになってるよ。
栗感が凄いってクリーム、そしてその中には、栗そのものがゴロンゴロン入ってるっていう手の込み具合。
もう、美味しいが止まらない若い衆。ここでクリスマスケーキ作って欲しいわって、我儘言っちゃダメ。
デザートをお願いしたら、温かいのん持ってきてくれたわ。
暖かいほっとするコーヒー。・・・を、聞きにきてくださったのも、
全く会話の邪魔にならないような絶妙なタイミング。だからって、傍にずっと居てるわけじゃないのに。
サプライズがやってきたわ。
生チョコと、ビスコッティー。
チョコの生のぬろり~んってしたのん苦手だから、娘っこに託したら大喜び。
チョコ専門店好きの長女も美味しいと。
ビスコッティーは、ナッツがゴロゴロ入ってて、食感もサックサクで美味しい!大好きだわ。
テイクアウトで売ってたら絶対売れるよな~って、下品な事を3人で考えながら、
また来たいな。って娘っこ達のお墨付きを頂いたので、私の恩人様にもそのように報告いたしましょう。
本当に、お世話になりました。家族の時間、あんなに素敵に演出してくださって、スペシャルさんくすです。
イタリア料理店 ~MIZUTAMA~
大阪市住吉区苅田5丁目18-26 ふぁみ~ゆアビコⅥ 1E
TEL 06-6105-0309
ランチ 11:30~15:00 / ディナー 17:30~23:00