アメリカ村のしっとりした隠れ家チックな、おばんざいダイニングを後にして。
これまたお連れのお友達がやってるお店へ。去年OPENだったか。
白木のカウンター、清潔でとてもシンプルなのにセンスが光る店内。
好きなん飲みや~とか言われても、お連れの古くからのお友達店やし・・・おススメを。
三重県鈴鹿市のお酒。伊勢志摩サミットでおなじみのお酒、作。の、シリーズだよ。
清水清三郎商店さんの、作(ざく)穂の智(ほのとも)。
全米日本酒歓評会2016・・で、銀賞受賞!!って事です。
原料米は『国産米』。って、米詳細も日本酒度等々非公開。なんともミステリアスな日本酒なのでした。
超辛口好きの私には、すっきり甘いやつ。・・・ん?お連れは何を飲んでいたのだらう?
お通しがやってきたよ
何か頼みや~って言われてたので、このお通し・・・見破ったぞ。
お通しの為に煮炊きしたのではなく、この日のメニューの中の、つまみ食い程度量を出したってやつや。
なかなか、効率的で良いんだろうけど、有りなのか?
その2品は、『こんにゃく味噌煮』&『イワシのしょうが煮』だった。
美味しく炊けてるんだけども、味が濃い。お酒が無くなるのも早くって。ちょいと遠慮するも、頼みや~ってさ。
秋田県の山本合名会社さんの純米吟醸、山本・亀の尾仕込み。
”亀の尾”は、お米。硬質米でモロミに溶けにくく味のふくらみが出にくいお米だとか。
それが蔵元さんの創意工夫で香りは爽やかで控えめな立ち上がり、圧倒的ジューシーな旨みと強さ。
だなんて、酔っ払いにはそこまで細かく分析出来ませんでしたが、美味しかったわ。
私にしては甘口で、お通し2品の味が濃いもんだから、ちょうど良かったかも。
何か好きなもん注文し~や~ってお連れに言われて、はい!喜んで!!
メニューを熟読しておりましたから。 れんこん饅頭カニあんかけ
きゃ~!!美味しい!!
お連れとタメ口で話してるママ、そして先客さん。皆さんお知り合いで、肩身狭く大人しく飲んでたのだ。
なになになに・・・?。ちょい甘いあんに包まれたメインの饅頭は、蓮根の食感が微かに残る心地よさ。
しゅっとした、全く生活感の無いママなのに、むっちゃお料理上手やんか~~。
私以外、全く分からない話題で盛り上がってる事ですし、ゆっくり一人飲みましょ。とばかりに、
ちょい・・・って、蓮根饅頭をかじって、お酒リストを見てたら・・・・パク!!
は?大切に食べようって思ってたれんこん饅頭90%位を一口で食べられてしまった・・・・・
てやんで~ば~ろ~!!お酒飲もう。
秋田県横手市の浅舞酒造さんの、天の戸(あまのと)純米吟醸、五風十雨(ごふうじゅうう)。
五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る。
風雨その時を得て作物がよく育つという中国の言葉を酒名にしたのだそうな。
とっても飲みやすいやつばっかりなので・・・。大丈夫なのかしら?チェイサー貰った方がいい?
あ。でも。お連れは何を飲んでいたのかしら?話してばかり。私の饅頭を奪った以外には。
全く話に入れないでいるのだけど。お連れさん、飲め飲め言うし。甘めのお酒ばかりなのだよ。
福島県南会津市の花泉酒造さんの特約店限定流通お酒だよ。純米吟醸、しもふりロ万。
カタカナの”ロ”と、漢字の”万”で、ロ万(ろまん)ってお酒。
なんでこの字をあてたのでしょう。何故、どんな意味があるのかしら・・・。きっと様々な歴史があるのでしょう。
『しもふり』は、霜の降りる頃っていう意味。
オリの量は一升瓶で瓶の底から約1センチ。振ると微かに霜が舞うような美しい生原酒。
こういうのは・・・透明グラスで頂きたかったかな。
ゆっくり日本酒を楽しんで、ん?お話終わったの?どうやらお開きのようです。ご馳走様でした
酒肴 ひじり
大阪市中央区西心斎橋2-1-18 OPUS1ビル5F
TEL 06-6212-0755
営業時間 19:00位~26:00位 日曜休み