HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

C.S.M.-CUSTOM Ⅱ グラインドまで

2020-07-12 22:10:48 | 製作



C.S.M.カスタム Ⅱ の進んだので、ご報告。
焼き入れ前まで終わっています。
最初は、この個体もフルハイトフラットになる予定でしたが、変更してセーバーホローにグラインドしてあります。
フルフラットではブレードが軽くなり、パワーは下がりますが、扱いやすくなるという利点があります。
セーバーホローでは、平面分の重さでブレードに過重が乗る分パワーがかけられます。
どちらがいいかは判断に迷うところですが・・・






で、両方作ればいいのか!という事で、先に出来上がったのがコチラ。
ブレード長は165mm(6.5インチ)。
中型なので平面を残しても、それほど過重は乗りません。
そのためブレードの幅を広くしてあります。




STD版ハンドルはストレートな仕様になっていますが、コチラはコークボトルタイプにしてみました。
絞った分、小さく感じるかもしれません。




ハンドルのスベリ止めはマイカルタまで通したタイプ。
このスベリ止めは前方に対してのモノになります。
STD版はハンドル材を削らないタイプで、横方向に対してのスベリ止めなので、コントロール性を狙っています。
ハンドルエンドはチョッピングや何かに刺した時に力が入る(引っこ抜く)のに効くようになっています。



と、だいたいこんな感じです。
サイズ的に程よいところを狙ってみました。
サイズの割にセーバーホローは過重がかけやすいので、ふと自分用に作ってみようかと思った次第です。












ところで、マチェットのオーナーさんから使用中の写真を送って頂いたので、紹介します。
階段の板に杭を作ったという事です。
沢の時に合わせて紹介しようかと思いましたが、なかなか行けない状況なので今回となりました。
提供ありがとうございました。






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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (toshi_kob)
2020-07-14 13:04:20
こんにちは

ハンドルエンドのデザインが良いですね。
スッポ抜け防止にもなりそうですし、抜くと言うのは思いつきませんでした。
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Unknown (hellhound-knives2014)
2020-07-14 14:02:40
こんにちは

何かに刺して引っこ抜くという場面は、過去から結構ありました。
正当な使い方になるかは?ですが・・・
らしさ込みのデザインですので、派手な尻にしてみました。
ただ、邪魔になるという意見もありますので、モデル別(SOFとの差)や好み(オーダー)で選べるようになっています。
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Unknown (S.O.F.)
2020-07-16 20:58:54
やっぱりかっこいい一振りですねえ。コーティング無しでも、十分実用できるのではないでしょうか。峰の根本にあるくぼみは親指を乗せて操作するためのもののようですが、ナイフによってはチェッカリングが刻んである部分ですよね。ものによっては、チェッカリングが皮膚に食い込んで痛むことがあるので、このくぼみ加工は素晴らしいです。S.O.F.と似通ったデザインのナイフとはいえ、これは欲しい・・・。

また、送られてきたという写真には驚きました。私以外にヘルハウンドナイフを実用している人の画像を見たことがなかったうえに、存分にハードユースで使用しているので、感心します。
今年はコロナの影響で出歩くのが難しい上に、首都圏で自由にやぶ漕ぎができるような環境が少ない事から、ここまでの酷使は出来ないでいます。
うまくいけば、今年は帰郷できるかもしれませんが、その際はバックカントリーボウイやブッチャーボウイを存分に使ってみたいですね。
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Unknown (hellhound-knives2014)
2020-07-16 21:32:55
毎度です。
やっとまとまった感じです。
長くかかりました。
ハンドル前の窪みですが、滑り止めも考えていました。
ご指摘の通り、効きすぎてストレスの感じる場合もあると考え、まずは無しの方向で製作しています。
今年の新作?の1本で、定番化していく予定です。

SOFさんもそうなんですが、ハードユーザーが多いので、やわなナイフは作れないというプレッシャーが常にあります。
因みに、このマチェットは穴を掘るのに尖端が丸めてあります。
地面に当てても欠ける部分が無くしてあるというのが1番の目的ですけどね。

また帰省された時には、ボウイ共を使ってみて下さい。
環境が変われば(密集した森の中とか)振り回した時に変わって感じるかもしれません。
その時は、またお知らせ頂ければ幸いです。
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Unknown (S.O.F.)
2020-07-16 21:49:12
あー、鉈のように切っ先が無かったのはそういうわけですか。私は折り畳み式の手持ちスコップを装備に入れているので、ナイフで地面を掘り返すことはありませんが、そこまでのハードユースを目指すのであれば、切っ先はない方がいいのかもしれません。特に、切断メインの刃物ですしね。

バックカントリーボウイに関しては、ここ最近かなり印象が変わりました。力にあふれたナイフなので、緩い握り方をしていると簡単に手からすっぽ抜けてしまうほどですが、鍔元で握るのではなく、形状が似ているTOPS Prather Bowieのように、グリップエンド付近で小指を絞めて握るとかなり安定するようです。
この握り方をすることで、ナイフが手の内で滑ることなく、力を余すことなく最後まで振り切ることができますから、極めて優れた切れ味を発揮してくれます。

そのうえで、ついこの間小枝を切り払ってみたのですが、マチェットなどにありがちな、斬ると同時に小枝が四方八方に飛び散るような切れ味とは違い、一瞬で刃が通り抜け、一歩遅れて切れた枝がそのまま地面に落ちるような斬れ方をしていました。
よって、以前お伝えした通り、マチェットや斧のように、対象を破砕しながら寸断するのとは違い、対象に深く切り込むようなナイフのようですね。
武骨な外見に反して、切断面は荒れることなく、真っ直ぐでした。
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Unknown (hellhound-knives2014)
2020-07-16 22:11:41
予想外ですね。
私の予想では、オノ的に破片が飛び散りながら切れていくというモノでした。
おそらく振り込みのスピードが速いのですね。
オノよりは薄い刃とはいえ、バックカントリーボウイは重いナイフという認識ですので・・・
なるほど、参考になりました。
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Unknown (S.O.F.)
2020-07-16 22:21:06
私としても、「鋭く滑らかな切れ味=鋭い刃付け」という固定観念がありましたので、手ごたえと切断面に驚きが隠せませんでした。
事実、バックカントリーボウイは重たく、切れ味も持続性重視で、滑らかに斬れる感じではないな、と思っていましたが、バックカントリーボウイを見くびっていたことを強く反省しました。

恐らく、刃の形状と、重量のバランスから、無駄なく勢いよく刃を振ることができることで、この切れ味を発揮しているのだと思います。これまで強く信頼していた一振りでしたが、より一層頼もしく感じるようになりましたよ。
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