ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地なう〔干上〕

2018-02-13 08:56:49 | 地域活動・つながり
異常な気象の下、関東は寒さが厳しく北陸は記録的大雪に見舞われている。
庭の水道蛇口が凍結破損し、噴出した水が庭木に降り注いで凍結して出来
た立派な「つらら芸術」に大笑い、その後は修繕工事の対応におおわらわ。
そして冬のスポーツ、9日には韓国の平昌で冬季オリンピックが開幕した。
寒い中でホットな闘い、日本選手のメダルが期待できる種目も多いようだ。
「寒い」話題が続くなかの10日の土曜日、雨か雪との予報に反した好天
に恵まれ、ひげ爺は「干し上げ」中の渡良瀬遊水地に出かけて行った。

遊水地は幾多の変遷を経て 平成元年に今の形になったが、本来の治水目的
に加え、東京の飲料水としての利水目的に谷中湖(ハート湖)が作られた。
それは「平地ダム湖」で、3500万㎥の貯水量を持ち渇水時は水道水になる。
そのため、冬のこの時期に湖水を抜いて湖底を陽射しにあてる「干し上げ」
を行って、プランクトンを死滅させて飲料水としての水質を確保している。
干し上げ状態は今、直前の降雨や降雪によって90%ほどと見受けられた。
干潟状態の湖底と狭い湖面には、いつも見られる水鳥の姿も見ず鳥だった。

この遊水地の全域は、ラムサール条約に登録された本州最大の湿地である。
またこの日は観光協会主催の「探鳥会」で、私も役員としてお手伝いした。
谷中湖にほとんど水がないため、ガンカモ類の水鳥は少なかったが猛禽類
のハヤブサやトビ等、大小34種の野鳥が参加者の眼を楽しませてくれた。
『ヨシ焼きの準備も始まり、春も近づいてきている』と、ひげ爺の独り言。
飛んできた渡り鳥は少ないが、飛んでくる花粉は少ないどころか全然ない。
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