ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地なう [夏雨]

2014-07-15 07:48:24 | 地域活動・つながり
24節気の小暑から大暑に向かう今は、一年で最も蒸し暑い季節になっている。
このところは 梅雨前線の雨 雷の雨 台風の雨と、「夏の雨」が勢ぞろいだった。
今年一番の暑さになった前日に続いて、台風一過の12日も暑い日になった。
梅雨明けではないが、雨が中休みの好天に誘われ 渡良瀬遊水地に出向いた。
北エントランスから入り、ウオッチングタワーの近くに車を進めて屋上に登った。
そこの眼下にはヨシ原が広がり、遠くには上越の山々や日光の連山が望めた。
ヨシは緑濃くし 背丈も2mを超え、梅雨で水量が増した湿地は真夏の姿だった。

水路に沿って歩き、北水門に出た後 ハート湖の水辺から谷中村史跡ゾーンへ。
この日は 散歩に加え植物観賞が目的、そこには数種の絶滅危惧植物がある。
子供たちの環境学習のため、無用なヨシが刈り取られて木道が作られている。
まずは 栃木県指定危惧種の「ハンゲショウ」で、半夏生や半化粧とも云われる。
7月初旬に葉半分が白くなり目立つ草だが、ひげ爺の頭は「半毛症」で目立つ。
近くには絶滅危惧種VUの「ノカラマツ」が花ざかりだった。 続いて 絶滅危惧種
VUの「マイヅルテンナンショウ」は、花が終わって独特な実を付け始めていた。

何処にでもある草むらの中に、絶滅が危惧される貴重植物がまだまだ多くある。
渡良瀬遊水地は、ラムサール条約登録で水鳥・渡り鳥の生息する湿地として注
目されているが、植物にとっても貴重な生存湿地であると云える。
長く暑い夏が過ぎて秋に向かうころに、花を付けた貴重植物をまた紹介したい。
『これから蒸し暑い日が続くと、冷たいものが有り難くなる 』と、ひげ爺の独り言。
我が家に冷たい「なか」が三つある、それは冷蔵庫の中と財布の内と夫婦の仲。
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