畑こうじ情熱ブログ

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インバウンドによる地方創生を推進します。

2015年12月10日 18時57分28秒 | Weblog
 最近、あるインパウンドを促進しそれを地域振興に結びつけようとする一般社団の総括研究員に就任する方向となりました(もちろん、非常勤です。)。外国人観光客が増えていますが、東京や関西のみにとどまり、必ずしも地方に波及しているとは言えません。また、地方の側も受入のノウハウもないのが現状です。社団の理事長や事務局長に聞くと、岩手は、大変すばらしい資源があり有望とのことです。例えば、南部鉄器はラオックスなどで売られていて中国人にも人気があるとのことです。ただ、岩手県の銀座にあるアンテナショップでは免税カウンターもなく外国人が使いやすいシステムになっていないのはもったいないことだと言っていました。特に、岩手のアンテナショップは、歌舞伎座の向かい側です。外国人を取り込む工夫があればもっとブレークするはずです。もう一つ意外だったのは、岩手県は外国との姉妹都市(姉妹州)が一つもないとのことなのです。岩手県内の市町村は、もちろん姉妹都市を持っていますが、県にはないのです。他の都道府県は、外国の州や県などと姉妹関係にあります。これまであまり外国とのつながりを意識してこなかったのが岩手県なのかもしれません。いいものを作れば売れるという時代ではなくなりました。これからは、いろいろいなしかけを考えるべきです。彼らと議論すると、岩手県には、南部鉄瓶を初めとして、久慈琥珀、浄法寺漆といった、外国人富裕層に受ける産物が豊富とのことです。お菓子も「かもめの卵」など外国人に受けそうとのことです。

外国人観光客誘致は、東北の復興にも最適です。復興、そして、次の発展も見据えるべき時が来ています。

 最近は、観光庁次長(在ドイツ大使館時代の同僚です。)とも最近の情勢について意見交換してきました。併せて、国土交通次官とも久しぶりに会ってまいりました。国土交通省同期会も行いましたが、大臣官房の課長や各局の筆頭課長である総務課長や各局の重要施策を所管する課長になっています。このような働き盛りの人脈と自分自身の調査研究能力を活用して、この立場でも岩手のために大いに働いています。 

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