9月9日、10日の一泊二日で自衛隊の岩手駐屯地(第九特科連隊)に体験入隊をしてきました。安全保障政策を語るには、他分野同様、実地経験が必要であり、現場を知らなければならないとの思いからです。岩手駐屯地のある滝沢市を地元とする主浜参議院議員の福田正秘書とともに行ってまいりました。自衛隊は、規則正しい存在だと思っていましたし、それは事実ですが、さらに、人間らしい親しみやすい人たちだと思いました。運動に訓練にハードな生活を送っていることも伺えました。
初日は、到着後、迷彩服に着替え、松本司令と意見交換、その後、体力訓練(懸垂、ソフトボール投げ、腕立て伏せ、腹筋、3㎞走)、夕食、入浴、夜間暗視体験、AEDを使った救命訓練を行いました。体力測定は、同年代の自衛官の平均レベルかどうかがポイントとなります。腕立て伏せ(顔の下に教官が手のひらを置いておき、そこまで顔を下ろすことが求められます。)は、2分間で18回、腹筋は2分間で23回、3㎞走は16分56秒以内が50歳から54歳の年齢の合格基準でする。私は、腕立て伏せ10回、腹筋19回、3㎞走16分42秒です。一緒に参加した福田秘書は、腕立て伏せ、腹筋とも50回くらいやっていました。びっくりです(福田秘書は私と同じ年です。)。私も3㎞走で面目がたちました。完走できればいい、無様なところは見せたくないと思っていましたが、ほめていただきました(正直言って、それほど体を鍛えているとは思っていない議員さんが、これほどできるとは思っていなかった、と言っていただきました。)。夕食や風呂では、一般隊員食堂や一般隊員の風呂(銭湯のような大風呂)で一般隊員と語り合いました。
翌日は、10㎞行進という野外訓練です。水筒に水を入れ、背嚢を背負い歩くわけです。歩いているうちに体に重みがずしりと感じられるようになります。2時間くらいで歩き通しました。こなしました。何と言っても山登りが趣味ですから。
久々に時間が厳格に決まった生活をおくりました。これら訓練をやり遂げた後は、充実感でいっぱいでした。福田秘書は、人生でこれほど本気になったことはない、とまで言っていました。体で自衛官の防衛にかける思いを実感することができました。私は、集団的自衛権をはじめとする安全保障政策は、国民から自衛官が心から賛同を得て実施できるようにすることが必要だという立場です。そうでなければ自衛官の士気にもかかわりますし、自衛隊に失礼だと思います。そういう意味からも、集団的自衛権の行使を閣議決定で可能とするような進め方は良くないのです。
それにしても、このブログを書いている今は、体が重くて痛いです。疲れ切っています。腰が痛いし、股関節やアキレス腱の辺りが痛くて歩くのに大変だし、背中や肩が張っている感じです。体を張っての思いを、秋からの安全保障政策の議論に活かしたいと思います。空虚な議論には喝を入れます。
最後に、今回受け入れていただきお世話になりました、松本司令、境沢司令業務室長、遠藤善幸広報担当、遠藤孝則さん、滝澤さんら関係各位に厚く感謝を申し上げますととともに、日頃の活動に深く敬意を表する次第です。
初日は、到着後、迷彩服に着替え、松本司令と意見交換、その後、体力訓練(懸垂、ソフトボール投げ、腕立て伏せ、腹筋、3㎞走)、夕食、入浴、夜間暗視体験、AEDを使った救命訓練を行いました。体力測定は、同年代の自衛官の平均レベルかどうかがポイントとなります。腕立て伏せ(顔の下に教官が手のひらを置いておき、そこまで顔を下ろすことが求められます。)は、2分間で18回、腹筋は2分間で23回、3㎞走は16分56秒以内が50歳から54歳の年齢の合格基準でする。私は、腕立て伏せ10回、腹筋19回、3㎞走16分42秒です。一緒に参加した福田秘書は、腕立て伏せ、腹筋とも50回くらいやっていました。びっくりです(福田秘書は私と同じ年です。)。私も3㎞走で面目がたちました。完走できればいい、無様なところは見せたくないと思っていましたが、ほめていただきました(正直言って、それほど体を鍛えているとは思っていない議員さんが、これほどできるとは思っていなかった、と言っていただきました。)。夕食や風呂では、一般隊員食堂や一般隊員の風呂(銭湯のような大風呂)で一般隊員と語り合いました。
翌日は、10㎞行進という野外訓練です。水筒に水を入れ、背嚢を背負い歩くわけです。歩いているうちに体に重みがずしりと感じられるようになります。2時間くらいで歩き通しました。こなしました。何と言っても山登りが趣味ですから。
久々に時間が厳格に決まった生活をおくりました。これら訓練をやり遂げた後は、充実感でいっぱいでした。福田秘書は、人生でこれほど本気になったことはない、とまで言っていました。体で自衛官の防衛にかける思いを実感することができました。私は、集団的自衛権をはじめとする安全保障政策は、国民から自衛官が心から賛同を得て実施できるようにすることが必要だという立場です。そうでなければ自衛官の士気にもかかわりますし、自衛隊に失礼だと思います。そういう意味からも、集団的自衛権の行使を閣議決定で可能とするような進め方は良くないのです。
それにしても、このブログを書いている今は、体が重くて痛いです。疲れ切っています。腰が痛いし、股関節やアキレス腱の辺りが痛くて歩くのに大変だし、背中や肩が張っている感じです。体を張っての思いを、秋からの安全保障政策の議論に活かしたいと思います。空虚な議論には喝を入れます。
最後に、今回受け入れていただきお世話になりました、松本司令、境沢司令業務室長、遠藤善幸広報担当、遠藤孝則さん、滝澤さんら関係各位に厚く感謝を申し上げますととともに、日頃の活動に深く敬意を表する次第です。