畑こうじ情熱ブログ

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本日の災害対策特別委員会の質問に立ちました

2011年04月07日 20時03分38秒 | Weblog
 本日、災害対策特別委員会で質問に立ちました。先週3月28日に続いてです。災害対策特別委員会は、今回の大震災の復旧復興の議論をするため、毎週最低1回は開催されることになりました。

 前回は、復旧復興に対する国の支援について、総論的に議論しましたが、本日は、それを踏まえて個別のテーマについて以下のとおり議論を深めました。

○復旧復興財源は、増税は厳に避けるべき。被災地のみならず日本全体の経済状況に悪影響を生じる。
 →様々な観点から検討していきたい(財務大臣政務官)。
○震災後の石油供給確保策について適時適切に行われたと考えるかの認識と今後の改善方策。
 →遅れたことを認める。今後は、供給施設等の整備等万全の対策を行う(経済産業省部長)。
○石油供給確保策がうまくいかなかった真の原因は、上記の対策とは全く異なるところにある。以下の2点が 原因。すなわち、元売りからの供給が系列別に行われていて閉鎖的で柔軟性に欠けたこと及び危機を想定し た法制は石油の備蓄と取り崩しの法制のみであり、それを超えて広域的な災害時の民間への行政指導、流通 の確保、石油の融通等のルールを規定した法制が欠けていることである。そのルールの明確化を法制定をも 念頭に置き検討すべき。
 →ご指摘の通りと認識。その方向で検討する(経済産業省部長)。
○人と物の移動を円滑化して復旧復興を促進するため東北地域の高速道路を無料化すべき。
 →傾聴に値する意見。与党の議論も受けて検討する(国土交通大臣政務官)。
○がれき処理について、焼却処分をせざるを得ないという声が高まっていることを踏まえ、広域的な処理場所 の確保に向けて国として万全の支援をしてほしい。
 →広域的な処分場所の確保、そこに向けての搬送について検討して手当する(環境省部長)。

 答えは前向きでしたが、きちんと対応がなされるか、今後ともしっかり検証したいと思います。
 なお、いつもは辛口な私の秘書が、「内容的にも語り的にも、大変いいできでした。これまでで一番です。野党の人たちもうなずきながら聞いていましたよ。」とほめてくれました。
 今後とも、被災地の思いをしっかりと、かつ、緻密に、建設的提案とともにぶつけていきたいと思います。

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