中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

育休後復職拒否不当と提訴

2020年06月18日 | 情報

あることわざを思い出しました。
会社のHPを参考にして入社した従業員の心中や、如何ばかりかと。

育休後復職拒否不当と提訴 育児情報サイトの元社員
2020/6/3 日経

育児情報サイトの運営などを手掛ける「テニテオ」(名古屋市中区)の元女性社員2人が3日、
育休後の復職を拒否されたのは不当として、地位確認や未払い賃金の支払いを求め名古屋地裁に提訴した。

訴状によると2人は2008年に入社。34歳の女性は17年2月に第1子を出産し育休を取得した。
19年2月に予定していた復職直前に第2子の妊娠が分かり会社に伝えたところ、
復職を認められず解雇か退職かの選択を迫られ、実質的に退職を強要されたとしている。

41歳の女性は18年4月に出産。1年後に復職予定だったが、会社から19年2月に経営環境悪化を理由に
「職場復帰を認めない」とした事実上の退職通知を送付され、同年6月に退職した。
その後、うつ病と診断された

2人は「マタニティーハラスメントの記事も発信していた会社は、
違法性を十分に認識しながら再三にわたる復職希望を無視し、一方的に解雇を通知した」と主張
解雇の無効確認や現在までの賃金支払いに加え、1人当たり300万円の慰謝料を支払うよう求めた。
テニテオは「担当者が不在でコメントできない」としている。〔共同〕


育児支援の会社が「育休中に退職強要」 名古屋の女性2人提訴
2020年6月4日 中日

育児休業中に退職を強要されるマタニティーハラスメント(マタハラ)を受けたとして、
子育て支援の情報を発信する出版業「テニテオ」(名古屋市中区)の元従業員の女性二人が三日、
同社に地位確認と慰謝料や未払い賃金など計約千九百五十万円を求めて名古屋地裁に提訴した。

提訴したのは、名古屋市に住む子育て中の三十四歳と四十一歳の元従業員。
会社は働く女性向けの子育て支援事業を展開している。

(参考)テニテオ社HPより

https://teniteo.jp/c01/m001/f3Sx2

マタニティハラスメントとは?実際に被害にあった場合の対処方法

「妊娠を機に退職をすすめられた」「つわりで休むことに対して同僚からの心ない言葉が辛い」など、
これってもしかしてマタハラ?と思うようなことはありませんか?マタハラとは何か、
もしマタハラの被害にあったらどうしたらよいのか、
マタハラかも…と悩むママはぜひ参考にしてみてくださいね。

◎マタニティハラスメントは妊婦の大敵!
マタニティハラスメントってどんなこと?
マタニティハラスメントの影響は?

◎なぜマタニティハラスメントが起こるの?
上司や管理職が「専業主婦世代」だから
つわりなどで業務に支障が出てくるから
妊娠や子育てへの理解が不足しているから

◎マタニティハラスメントを経験したら?
子育てに理解がある上司に相談しよう!
詳しい法律事務所に相談しよう!
厚生労働省に相談しよう!

◎まとめ

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