御社の産業医にもご紹介ください。
因みに、拙著『中小企業の「うつ病う対策」』にも、許可をいただいて
三柴先生の論文から2か所を引用させていただいています。
三柴先生は、メンタルヘルス問題と法令に関しては、国内第一人者でしょう。
産業医にも法律知識を 近畿大学教授 三柴丈典氏
2021年8月23日 日経
「産業医には医療だけでなく法律の知識も強く求められるようになってきた」と近畿大学法学部の三柴丈典教授は話す。かつてはアスベスト被害など業務上の健康問題を中心に扱ってきた産業医だが近年では、従業員のメンタルヘルスのケアや復職時期の判断など守備範囲が広がる。対応に不満を持つ従業員から訴えられるリスクも高まっている。2020年に「日本産業保健法学会」を設立し、法律の観点から産業医を支える。
新型コロナワクチンの職場接種でも産業医が担い手となるため、このほどワクチン接種に関する法的問題についてのオンライン相談会を開いた。「日本ではワクチン接種が義務化されておらず、接種をためらう人もいる。相手に納得してもらううえで法律の理解は重要だ」と話す。
【日本産業保健法学会】第1回学術大会のご案内
https://jaohl2021.info/
日本産業保健法学会は、法の知見を基礎としつつ関係分野の知恵を総合することで、産業保健の現場で日々生起する不幸な事案を未然に防ぎ、また、起きてしまった事案を建設的に解決するための方策を探っていこうとするもので、昨年11月1日に設立いたしました。
第一回の大会が下記のとおり開催され、全国社会保険労務士会連合会も後援していますので、参加をぜひご検討ください。
■日 時:2021年9月23日(祝・木)~24日(金)
■開催方式:ライブ配信(オンデマンド配信もあり)
■テ ー マ:法知識を踏まえた問題解決を考える
■大 会 長:三柴丈典(近畿大学法学部教授)
副大会長:香山不二雄(自治医科大学名誉教授)
■後 援:厚生労働省、日本医師会、全国社会保険労務士会連合会 ほか
■参 加 費:
第一次参加登録(~ 8月31日):会員7,000円、非会員10,000円、学生2,000円
第二次参加登録(~10月30日):会員9,000円、非会員12,000円、学生3,000円
■内 容:
1)講 演
産業保健法学の狙い(三柴丈典)、組織における制度と文化(村本由紀子)、労災補償の行政審査と司法審査(中嶋士元也)、労働衛生行政の動向(高倉俊二)、諸外国のハラスメント規制とその後(内藤忍)ほか
2)シンポジウム
新型コロナウイルス感染症の労務問題と法、化学物質管理の法政策~アスベスト訴訟・胆管がん問題を踏まえて~、テレワークの健康管理政策と法、産業医制度の今とこれから ほか
3)ワークショップ
社会保険労務士と産業保健スタッフの連携のあり方、遠隔産業保健~それって法的に大丈夫?~、発注者・委託者の責任を考える ほか
4)その他
模擬裁判、関係学問の最前線、連携学会との共同シンポ、事例検討、一般演題 など
■参加申込:ホームページ(右記)よりお申込みください。https://jaohl2021.info/sanka/
■問合せ先:日本産業保健法学会事務局
〒162-0833 東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル2階
TEL:03-5946-8844/FAX:03-5229-6889
E-Mail:info@jaohl.jp