高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

子ども農山漁村交流プロジェクトについて

2008-07-11 01:35:28 | 日記
コメントでご照会があったので、関連情報です。

事業全体の概要について  農水省の外郭団体のHPです。(地域と学校のマッチングをしてゆく役割があります)
http://www.ohrai.jp/kodomo/about/jdr028000000379c.html

関連記事 以下はベネッセが運営しているサイトですが、わかりやすく説明されているかと思います。

http://benesse.jp/blog/20080526/p2.html

新学習指導要綱に
◆遠足・集団宿泊的行事
 自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあって,見聞を広め,自然や文化などに親しむとともに,人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行うこと。

とあります。

 これを学校が実施しやすく支援しようという制度が「子ども農山漁村交流プロジェクト」で、このプロジェクトを利用すると、かかる経費に対して、児童一人当たりにけっこうな補助が文部科学省からでるのです。つまり、家庭の負担が少ない、あるいは補助の範囲で実施すれば、かからない・・・。現在のモデル事業では、1週間(実際には4泊5日か)程度が期間として望ましいとされています。
そして、この制度を利用できる学校を徐々に増やして、5年後には全ての小学校が実施できる予算を組んでゆこうという 事業です。

ですから、この制度を取り入れてゆく学校が必然的に増えてゆくであろうという、前提になっています。

これは、受け入れる地域にとっても 学校にとっても 実際の教育的プログラムを農山村漁村地域で開発するにも とても大変なことなのですが、当面は・・体制が整っていないうちに 動き始める(始めた)でしょう。

しっかりとした体制づくりをしてゆかないと、混乱します。それを心配しています。

期待が裏切られようが、期待に近くなろうが・・、賛成であろうが、反対であろうが、個人的な事はともかく、国の事業として、当面は止まることなく、動き出してしまったのです。

私達の仕事の大きな柱の一つは、「子ども達への自然体験活動の提供」ですから、この 子ども達の発達や価値観、考え方に影響が強く与えられることになりそうな事業が 本当に、子ども達のために、日本や世界、地球や他の生き物達のためにも、今は・・・少しでも より良い方向へ 向かうように 精力を傾けることは、我NPOとしては、必然なのです。 傍観できないのです。

・・・ちょっと 高らかに NPOたる所以の 使命を ・・・ 書かせて頂きました。  

深夜に 高揚しちゃったら・・ねむれない・・・
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (主事)
2008-07-11 23:58:40
何やら知らないうちに大きな国の事業が始まったようですね。国民が知らないうちに動く事業が国民のためになることを願うしかありませんね。それをより良く意義あるものにしてゆくには、受け入れ地域がしっかりと考える必要がありそうですね。
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登録しました (takagy)
2008-07-11 23:17:40
コミュニティに登録しましたよ。
返信する
mixiにコミュ立ち上げました。 (ほっしー)
2008-07-11 11:47:09
先日は、東京で飲めず残念でした。
ベネッセのサイト、なかなかいいですね。
私、ことし山形で指導者育成事業を担当しますが、実は分かんないことだらけ。省庁連携事業という縦割りの弊害で、戸惑いも見られています。
そんなことから物議を醸し出してるプロジェクトです。そんな一助と思い、先ほどmixiにコミュ立ち上げました。ぜひ、ご参加ください。
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