高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

日銀の経常利益

2013-10-10 06:52:22 | 今日のニュースから

へぇ~。 日銀は半官半民の機構なのか。 資本金は1億円。55%は政府が保有。民間からは45%。 その45%は誰かは公表しないらしい。 株式会社の株主総会のような権限は株主にはないが、大株主がいれば、日本の資本主義ピラミッド構造のトップな人?会社?団体なわけですね。

https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/outline/a12.htm/

それにしても金本位制でない管理通貨制度では・・・今の資本主義の紙幣(お金)の価値、つまり市場に対するお金の供給量は中央銀行が決めているのだな・・・。

しかし、日本の中央銀行である日銀にも株主配当があるとのこと。 いったいどの位の配当があるのだ???

 日銀のHPによると・・・日銀も経常利益を出しており、株主配当を行っている。

http://www.boj.or.jp/about/account/index.htm/

***

2)損益の状況

平成24年度の損益の状況についてみると、経常利益は、前年度比5,956億円増益の1兆1,316億円となった。これは、為替円安に伴い外国為替関係損益が大幅益超に転化したことを主因とするものである。

特別損益は、外国為替関係損益が益超となったことを受け、外国為替等取引損失引当金の積立てを行ったこと等から、▲2,950億円となった。

以上の結果、税引前当期剰余金は、前年度比2,913億円増加の8,366億円となり、法人税、住民税及び事業税を差し引いた後の当期剰余金は、前年度比469億円増加の5,760億円となった。

***

なんと、経常利益は1兆円以上!!! 法人税、住民税も払っているのだ。 資本主義の根幹である中央銀行もやはりビジネスをしているのですね。 複雑怪奇な管理通貨制度。

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