夏の長期子ども体験村の終盤で2泊3日の子どもチャレンジプログラムにて井戸掘りをしています。本日は、2m近く堀り進めましたが、まだまだ。 最初の70cmは硬化した硬い茶色の粘土層。そこまでは人が2人は楽に入れる大きな穴を掘り、そこからは特製道具の打ち抜き井戸掘り器を使っています。
工事場所は湯別の湯の近くのコミュニティふぁーむのプレハブ小屋の横です。小さな谷がすぐ横にあり、夏枯れしてますが伏流していることはわかっています。その高低差を考えると水脈層は、3から4mでしょう。手堀で縦穴を160cm程掘った後は直径15cm程の穴を移植スコップで掘り塩ビ管の井戸枠を挿入。ここに水を注入し、上から弁の付いた道具と改良した長柄移植スコップでグシャグシャと土を泥化させて少しずつ汲み上げるという、「打ち抜き井戸掘り」という工法でやっています。少しずつなのですが、意外と掘り下がります。
昔の人はいろいろと工夫しながら、こうやって地層を打ち抜いて水脈へ到達させていたのでしょう。
ISKは、「おれぇ、井戸掘り、なめてたぁ!」と弱音をはいとりますが、昔の人もいろいろと工夫して井戸を掘っていたんだろうなあ。
ちなみに今朝の朝食は、お疲れからか、なかなか準備されずに9時近くになってしまいましたが、ご飯に塩もみキュウリと沢庵のみ。これも開拓並みだなあ・・・。(白米ではなかったな・・・)。
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