夜11時に終わる、ハッピーエンドではない、Dr.コトーを見るのはつらいなあ。孤島に住んでいるわけではありませんが、人口3400人の小さな町に住んでいる私としては、地域医療問題は切実です。
2年ほど前になるかな。札幌の行きつけの居酒屋で隣に座った、その日、初対面のお医者さんとつかみ合うくらいの大喧嘩をしたことがあります。いい年してね・・。
その人と、なんとなく意気投合して、始めのうちはなんやかんやと雑談しているうちに・・、地域医療の話しになっちゃったんですね。「地域医療のことなら、私も言いたい事がある」と言って、「医者の報酬が高すぎる」と言っちゃったんです。すると、「地域に行く医者の報酬が高くて、なぜ悪い!」と返されたもんだから・・、カーッと来ちゃって、相手の顔に 酒を投げつけんばかり(投げませんでしたが・・)に激昂してしまったのです。 つまり、キレタ!!
小さな町の町立病院にお医者さんに常勤してもらうというのは、小さな自治体財政からいうと、けっこう高額な報酬が必要なんですね。不便な場所での、その激務と責任から 七十八歩くらい譲れば、致し方なしと理解するのですが・・、「なぜ、悪い」と居直られれば、たとえ、酒飲んでなくても、こちらも、アッタマに来ますよね。
地方財政も厳しくなっている中で、医療制度が変わってしまいました。医者の確保だけではなくて、看護士さんの確保も大きな課題となってきているのです。入院機能がある病院の看護士さんを増やさなければならなくなったのですが、これ、一見「改正」されたように見えますが、その結果、大学病院や大病院、都会の病院の看護士さんに新規就職が流れることになり、都会の医療は、充実されても、地域医療にとっては、逆風となって来ているのです。 看護士の定数が足りないと、医療補助金が減らされたり、入院病棟の閉鎖をしなくてはならない事態の地域の病院が増えているのです。
なんていうことなんでしょう・・・。
だから、地域医療の理想像みたいな、Dr.コトーのTVを一生懸命見ちゃうのですね。医者も看護士も住みたいと思える「田舎づくり」ってなんだろう・・と考えさせられてしまいます。
2年ほど前になるかな。札幌の行きつけの居酒屋で隣に座った、その日、初対面のお医者さんとつかみ合うくらいの大喧嘩をしたことがあります。いい年してね・・。
その人と、なんとなく意気投合して、始めのうちはなんやかんやと雑談しているうちに・・、地域医療の話しになっちゃったんですね。「地域医療のことなら、私も言いたい事がある」と言って、「医者の報酬が高すぎる」と言っちゃったんです。すると、「地域に行く医者の報酬が高くて、なぜ悪い!」と返されたもんだから・・、カーッと来ちゃって、相手の顔に 酒を投げつけんばかり(投げませんでしたが・・)に激昂してしまったのです。 つまり、キレタ!!
小さな町の町立病院にお医者さんに常勤してもらうというのは、小さな自治体財政からいうと、けっこう高額な報酬が必要なんですね。不便な場所での、その激務と責任から 七十八歩くらい譲れば、致し方なしと理解するのですが・・、「なぜ、悪い」と居直られれば、たとえ、酒飲んでなくても、こちらも、アッタマに来ますよね。
地方財政も厳しくなっている中で、医療制度が変わってしまいました。医者の確保だけではなくて、看護士さんの確保も大きな課題となってきているのです。入院機能がある病院の看護士さんを増やさなければならなくなったのですが、これ、一見「改正」されたように見えますが、その結果、大学病院や大病院、都会の病院の看護士さんに新規就職が流れることになり、都会の医療は、充実されても、地域医療にとっては、逆風となって来ているのです。 看護士の定数が足りないと、医療補助金が減らされたり、入院病棟の閉鎖をしなくてはならない事態の地域の病院が増えているのです。
なんていうことなんでしょう・・・。
だから、地域医療の理想像みたいな、Dr.コトーのTVを一生懸命見ちゃうのですね。医者も看護士も住みたいと思える「田舎づくり」ってなんだろう・・と考えさせられてしまいます。
しんまい医師は研修を受ける義務があります。
志ある医師は、研修先として本州の病院を
選びます。
高木さんがおっしゃる「住みたいと思う田舎」同様に
働いてみたい職場を探しているのが現状です。
今は、将来の少子化をにらんだ政策の
狭間にあるため、辛い時期です。
高木さんの隣町に開業していた歯科医師の娘さんと
友達ですが、常勤医の家族も結構辛い言葉を町民から
言われ、悲しくて早くこの町から出たかったそうです。
常勤医は批判を受けたくないから、不本意ながら
むちゃくちゃな抗生剤を処方してとりあえず熱を下げる。
ろくでもない医者に来てもらいたくないでしょ?
毅然と、凛としていてください。
大丈夫です。
Dr.ことーの凄いところは、島民と
医療の限界も話し合えるところだと
思います。
生死と向き合って、生身で生きてゆくというか・・、病気や怪我への心配だけしていては、過疎地に住めないかもしれないですね・・。 生活圏のメリット、デメリット・・はありますね。健康だから田舎に住めるというのでは・・・、
しかし、一方、我地で、最愛の人が命をとりとめた経験があるので、高度な医療連携は構築されつつあるとの実感はあります。
しかし、年とったら、大往生したいもんです。
地域住民はもちろん、私のように町外に出た人からも高齢者がや子どもたちが安心して暮らせるよう、医療体制や福祉環境を整えてほしいという声がありました。
じゃあ、実際にはどうしたらみんなが安心できる体制作りが出来るんだろう?と考えてみてもなかなか良い答えが出てきません。う~ん…町にはお金ないしなぁ。
まちづくりや地域おこしについての本を読んで勉強中ですが、はっきりくっきりしたイメージが描けません。高木さんがブログやなんかでされてるお話を、今度ゆっくり生で聴いてみたいなぁと密かに思っています…。
都市と小さな町村のスケールの違いだね。 人口、財政、産業、利便性などなど・・・