高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

東京オリンピック

2019-12-23 13:13:39 | 日記

ブルーインパルスは、今も健在なのだな。

先の東京オリンピックは1964年。太平洋戦争終結で、焼け野原になった東京、疲弊破壊された日本の再興と平和の祭典として、あの時は国家国民をあげての大事業でした。東海道新幹線も、中央高速道路もこれに合わせて開通し、大都市東京を世界にアピールする絶好の機会だった。

水泳のショランダー選手、陸上100mのヘイズ選手などのアメリカ人の力に驚愕したなあ・・・。敗戦後の面影は街にはすでになかったけれど(傷痍軍人が国鉄に乗ってはいた、江戸川の鉄橋したにまだバラックがあったかも・・そんな記憶はある)、アメリカのTVドラマ・コンバットやローンレンジャーなどでアメリカという国の強靭さを植え付けられた昭和キッズな子どもだったな。

当時、私は小学4年生だったかな・・。 東京の衛星都市として田園の彼方に東京湾が遠望できた故郷、船橋の浅間(せんげん)神社の境内に登る階段の上から近所の人たちと一緒に このブルーインパルスが大空に描く五輪五色の様子を歓声をあげて見守った思い出があります。

安倍政権は、東日本大震災からの復興をアピールしたい国威高揚の五輪にしたいらしいが、放射能汚染隠しの汚らしい思惑シゲシゲな感もあり、膨大な施設・運営費を計上中だ。先のオリンピックのように後世に意義あるようなインフラ整備ではない。出来上がる新しいたくさんの競技場の維持管理費も膨大に後世に引き継がれる・・・。

個人的には、子どもの頃の高揚感は、生まれそうにもないなあ。

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