校庭の土が一時みえましたが、うっすらとまた雪が降り、白いグランドとなって寒い日が続きています。 Mさんに追い出されるように、寿都の温水プールに二日に一回はでかけて、水中歩行をしています。
さて、あの もんきーが!!! (と、言っては失礼 本名 西埜将世さん)が、凄いことになっている。 数年前から馬搬仕事を生業としようと日々奮戦しているのは伝わってきていました、大沼時代にはツアーでもお邪魔したりもしていましたし、愛馬と共にぶなの森自然学校にも来てくれたことがあります。 彼の活躍がTVでも紹介される様子も見ていました。 この度はなんと、札幌の大丸百貨店で企画展示会開催。それもすでに始まっていてクリスマスまでのロングラン。愛馬を連れて駅前にも出現するらしい!!
もんきーはねおすでのキャンプネームで、大学時代に日本猿の研究をしていたということで、私が「もんきー」とつけたのですが(彼は。「そのまんまじゃぁないですか!」と不満げでした)、うちわでは定着してしまいました。
馬搬は、北海道の昭和20年代には5-60万頭もが、林業、農業、石炭・鉱石の搬送に使われていましたが、30年代に入りトラクターやトラックにとって代わられてゆきました。その技術と文化はもっとも北海道らしいものです。それを継承しつつ生業にしようとしている西埜ももう四十代、妻子をもって生活をしています。 ある先輩が「馬搬なんて生産性が低い非効率的な仕事で食べてゆけるのか」なんて言っていましたが、林業においては、伐採搬送のために林道の開削をする必要もなく、森づくりには最適、今流行りのSDGsそのものの行為であります。
たぶん、大手代理店が目をつけて、大丸に企画展示を提案したのでしょうが、それを受けた大丸にも拍手だな。大都会のど真ん中での展示(馬も来る日があるらしい)なんて、前代未聞でしょう。
ねおす時代を通過した連中が、各地いろいろなことで活躍しているのを知るのは、とても嬉しいし、人が育つ場「そだちば」づくりを標榜してきたアタシとしては、誇らしい限りです。
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