高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

冬の1週間プログラム

2009-01-07 19:25:41 | プログラム

子ども達の冬の一週間プログラムがスタートしました。スタッフ、子ども合計29人です。元教室の宿泊室だった大部屋をフリースペースにしたのですが、炬燵も入って、子ども達とスタッフの居場所が広くなりました。

本は、これまでの図書室から持ってくることにしたのですが、これまでのように本を読む子がいません・・・。図書室は、教室の1/3程度の広さで本に囲まれた部屋なのですが、やはり、「場・環境」の影響なのでしょうね。

今日は九時までは体育館も灯火していますので、男の子を中心に体育館で遊んでいる子どもやスタッフもいます。消灯後に、子ども達がどんな動きをみせるでしょうか・・・。
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盟友・南極への洋上より

2009-01-07 14:58:44 | 日記
なかなかブログを作らない第50次南極観測隊の樋口さんからメールが届きました。 本人の了解の元、以下掲載。

***

樋口です。
船側の設定ミスで私のアドレスに外部からのメールが届かないようになっていました。失礼しました。
問題は解消しましたのでお知らせします。

船は順調に航海を続け、今朝は南緯60度、東経102度を航行中です。
一昨日初めて氷山が見られました。
南極らしいテーブル型氷山で、日に日に数が増えてきます。
気温は摂氏2度前後。暑いオーストラリアと比べると随分過ごしやすくなりました。
この後南緯60度線を西進し、予定通りあと1週間くらいで昭和基地近くに到着予定です。

***
オーストラリアのパースから船で南極を目指しています。

間寛平さんの36000Kmアースマラソンも太平洋上。どちらの報告も楽しみに生きている私です。
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脳内ホルモン

2009-01-07 11:08:42 | 主義・主張

昨年末から・・輝く太陽にお目にかかっておりません。青空のもとで陽光を体いっぱいに浴びたいものです。

さて、年末年始は微妙に人の出入りが続いてはいましたが、十分に休めたようで、新年より精神的に好調スタートです。この「好調感」は、感情を現出させる科学的物質の脳内ホルモンの分泌機能が適正に作動しているからでしょう。

有名な脳内ホルモンとしては、集中力に関係するドーパミン、嬉しさに関係するセロトニン、肉体的精神的痛みをやわらげる、また恍惚感にも影響するエンドルフィンがあります。これらは、トレーニングすることにより、ある程度分泌させるコントロールできるようになると考えています。

つまり、トレーニングしておくことによって、人生に生じるさまざまな困難を乗り切るために、ここぞという場面でスウィッチを入れて、これら幸福ホルモンを分泌させてやることができるようになると思うのです。「よっしゃ!」と奮起したり、「なんとかなる!」と楽天的になる、感じるストレスを弱めたりすることができるわけです。

では、どのようなことがトレーニングとなるのか?

それは、小さいできごとでもいいから、なるべく嬉しい、きれいだなあ、すてきだなあ、心地よいなあ、楽しいなあ、やってよかった、という体験を積み重ねることだと思います。ひとりで感じることも大切ですが、人間はひとりで生きてゆける存在ではないのですから、家族、仲間、他人と一緒に共感できる場面をよりたくさん経験することが重要です。

すると、人間は、もともと安全安心、平和に存在したいわけですから、そうありたいと対応行動性が出てくるのです。トレーニングしスポーツが上達するのと同じように、ストレスに対応する能力が高まってくるわけです。

脳内ホルモンを分泌しやすい脳に鍛えるのです。

このためには、子どもの頃から、仲間と共に、多様な自然がある、つまり好奇心が刺激でき感性を養える「場」を、それを提供できる大人が設定してあげることが大切となります。

子どもの長期体験活動は、この「場づくりと提供」を目標にしています。だから、四季折々の自然環境があり、農業や漁業がある田舎で、若者からお年寄りまでが集える自然学校の運営を心掛けております。

さあ~て、夕方には30人が ぶなの森自然学校に集まってきて、一緒に1週間を過ごします。

これに、お日様がときどき顔を出してくれるといいな。
太陽光は分泌スウィッチに多分に影響を与えると経験的に思えております。
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