熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎌倉便り・・・大巧寺の椿、長楽寺

2017年03月12日 | 鎌倉・湘南日記
   鎌倉国宝館を出て、若宮大路を南に向かって歩き、椿の花を見たくて、大巧寺に行った。
   大路に面した山門を入れば、裏門までは100メートルもない小さなお寺なのだが、境内を抜ける一本の小道の左右に、10種類以上の椿が植えられていて、椿寺の風情である。
   椿の木は、それ程大きくなくて、種類が多いだけなのだが、やはり、交通の激しい大路に面している所為か、花弁の痛みが激しいのが難である。

   この寺は、おんめさまと称して、安産を願う妊婦が、日本全国や海外からも、お札を受けに訪れると言うのである。
   境内に入ったところから、あけぼの、黒竜、明石潟、羽衣、卜半、侘助など、夫々、数輪ずつ咲いている。
   
   
   
   
   
   

   ロゼクローラ、婆の木、ヒジリメンと言った私の知らない椿もあって、興味深かった。
   ティファニーと言うピンクの八重咲の大輪椿が咲きかけていて、美しいと思った。
   
   
   
   

   そのほか、アトランダムに、開花椿を並べると次の通り。
   
   
   
   
   
   
   

   境内には、緋寒桜や備後梅、ボケなどほかにも花が咲いていた。
   
   
   
   
   

   大巧寺の裏門から、本覚寺に出て、妙本寺に向かった。
   特に、花が美しいと言う寺ではないが、どっしりとした塔頭や、広々としたオープンな境内の雰囲気が好きで良く行く。
   豪壮な二天門の仁王像が素晴らしい。
   ネットが張ってあって、中がが暗いので良く見えないのだが、望遠レンズで写して、拡大して確かめている。
   
   
   
   
   

   境内の紅白の梅の花が、少し残っていた。
   祖師堂の横の墓地のそばを、青い小鳥が飛び過ぎたので、止まったところを写したら、ルリビタキであった。
   これも、肉眼では殆ど認識できないのだが、やっと写して拡大したが、200ミリでは、ボケざるを得ない。
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   この寺は、もうすぐに咲き乱れるハナカイドウで有名なのだが、もう、芽が動き出していて、花芽が、かすかに色づいていた。
   
   

   山間の参道の横の小川の斜面に、沢山のぜんまいが、芽を出していて、面白い造形を作っていた。
   その参道を出て左折れして、少し歩いて、ぼたもち寺と八雲神社を経て、大通りに出て、長谷寺を目指して歩いた。
   昔懐かしい老舗のパン屋日進堂に立ち寄って、揚げパンを買って、前回同様に、90歳をはるかに超えた名物店主に、若かりし頃の武勇伝を聞いていた。
   人間遊ぶことを知らなければ一人前じゃない、10代のガキの頃から始めて、現在まだ現役だと言って、4人の女友達との色の道を語り始めたところだったが、運悪くと言うか運良くと言うか、近所の婦人がパンを買いに入ってきたので、話途中ながら、店を出た。
   
   
   
   
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