熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎌倉プリンスからオリンピックを観る

2021年07月29日 | 鎌倉・湘南日記
   今日、二人の娘婿を除いて、3人の孫と一緒に、次女のバースディを祝って、家族で、鎌倉プリンスで昼食会を持った。
   ところで、期せずして、江の島ヨットハーバーでのセーリングのオリンピックを、遠目ではあるが、観る機会を得たのである。

   ところで、ランチは、フレンチのトリアノン・レストラン、
   小学生の孫も、メニューは、夏のプラージュ~浜辺~、
   久しぶりのフルコースだが、日本のフレンチは、やや、軽い繊細な味の、実に美しい料理であるから、老人にも子供にもヘビーにならずに楽しめる。
   若い頃には、欧米生活が長かったし、ミシュランの星付きのレストランを求めて歩いてきたので、ヘビーなフルコースでも平気で楽しんできたが、若かったから出来たのであろう。
   別に美食家でもなかったし食に特別に興味を持っていたわけではなかったが、真善美の追求の一環というか、頂点を極めた欧米の食文化を通して、少しでも、欧米の文化文明の神髄に触れたいという大それた思いがあったのである。
   美味しかったし、歴史と伝統に培われた何とも言えない欧米の文化の香りが濃厚に漂う独特な雰囲気が心地よく、旅情に似た懐かしささえ感じさせてくれて、楽しかった。
   主に、ヨーロッパだったが、あっちこっちの街に行くと、ミシュランガイドのレッド・ブックを広げて、真っ先に、星付きのレストランを予約した。
   決して安くはなかったが、ワインさえ注意して選べば、日本のように法外な料金を取られることがなく、安サラリーマンの私にも、どうにか行くことが出来たのである。

   さて、このトリアノンは、やや、高台にあり、南側の窓は、全面、太平洋に向かって解放されて、パノラマ模様に江ノ島の海が展望できる。
   
   
   
   ここから眺めると、遠くの方に、大小さまざまなヨットやウインドサーフィンが、青い海に、斑点のように漂っている。
   オリンピックの舟などが観られると知っていたら、せめても、双眼鏡くらいを持って来たのだが、後の祭り。
   持っているのは、キヤノンの小型のデジカメで、それでも、望遠で撮って、拡大したら、ヨットの縁にのけぞってヨットを操縦している選手の雰囲気が微かに分かる。
   どれが、何のヨットで、何がサーフィンなのかも良く分からなかったが、ヨットハーバーに急ぐ船影を観ていると、競争だと言うことが分かる。
   コロナの時期であり、時々、マスクを付けて席を離れて、窓際に出てシャッターを切るのだが、相客に気を使う。
   しかし、双眼鏡さえあれば、良い観覧席となろう。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
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