熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿の香りが増してきた

2017年03月13日 | わが庭の歳時記
   まだ、結構寒い日が続いているのだが、陽が長くなってきた所為もあろう、過ごしよくなってきた。
   庭の椿の蕾が色づき始めて、ある日、朝起きて庭に出て、気づいた時には、綺麗な花を咲かせているのである。

   今日も、ジュリアフランスが、綺麗な薄いピンクの優雅な花を開いていた。
   昨夜、雨が降ったのか、花弁に、少し、水玉が乗っている。
   この清楚な匂うようなピンクは、初夏に咲く薔薇のハンス・ゲーネバインを思わせる。
   しかし、花弁が薄くて繊細なので、一寸した自然の悪戯で傷がつく。
   花の命は、短いのである。
   
   
   
   
   
   
   ピンクの椿は、少しピンクが勝ってくるのだが、小輪ながら、沢山花をつけるフルグラントピンクも優雅で美しい。
   この椿は、千葉の庭にも何本か植えていたのだが、一本だけ持ってきて、この鎌倉に移植したのが、根付いているのである。
   もう一つのピンクは、日本椿の「桃太郎」。
   筒咲きで侘助椿の雰囲気なのだが、残念ながら、花の命が短い。
   ピンクの椿で、残念だったのは、殆ど最初に魅せられて、30年以上も大切に育ててかなり大きくなったいたのだが、花弁の付け根が白くて徐々にピンクとなる桃地に底白ぼかしの「天賜」を、千葉の庭に残したままで鎌倉にきてしまったことである。
   
   
   
   
   

   マーガレット・ディビスの別の株が、開花し始めたのだが、赤色が勝って、雰囲気が大分違っているのが面白い。
   やはり、木が大きくならないと、落ち着かないのであろう。
   しかし、不思議なもので、木が小さくて、一輪一輪咲く度に、一喜一憂しながら、眺めている間が、一番良いのかも知れないと思っている。
   

   まだ咲いていない他の椿の蕾も膨らんで、色づき始めている。
   
   
   

   今春、もう、庭植の余裕もないのに、また、椿の苗木を買って、大きな鉢に植え替えた。
   以前に植えていて懐かしくなったのが、紅乙女と紺侘助。
   新しく手配したのが、紫の椿「至宝」と淡い黄色の「ダローネガ」。

   尤も、「天賜」も手配したのだが、千葉の庭のように、咲き誇るようになるのかどうか。
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