熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

河野牛豚肉店で正月用の肉を

2020年12月31日 | 鎌倉・湘南日記
   鎌倉に住み始めてから、正月は、河野牛豚肉店で、すき焼き用とステーキ用の肉を買って来て、家族が集まって、細やかなファミリー・パーティを開くことにしている。
   今年も、同じだが、コロナ騒ぎで気を使った東京の長女の家族が、来られなくなったので、一寸寂しいが、仕方がない。

   河野牛豚肉店では、年末に、「河野厳選銘柄黒毛和牛 国産牛」の特別販売をしていて、毎日、口絵写真のように、店頭には長い行列が出来る。
   しかし、期日までに所定用紙を出してオーダーしておけば、年末指定の日時に予約商品受け渡し場所で、直接受け取れるので、時間も手間も掛からなくて造作がない。
   私は、最初知らなくて、長い列に並んで買っていたが、分ってからは、このオーダーシステムで通している。

   今回、ミスったのは、ステーキの厚さ指定で、例として書かれていたのが2㎝なので、一寸厚いかなあと思いながらも、2㎝と記入したので、子供の分も300㌘くらいになってしまって大きすぎたことである。
   チャンピオン受賞者の信州和牛や但馬和牛など高価なものは買えないので、上等な黒毛和牛で辛抱したのだが、高級料亭やレストランのすき焼きやステーキには遜色ないと思っている。
   自己流で焼くので、その味は保障できないが、生産消費者のDIYであるから、GDPに加算されない分、レストランよりはるかに安く楽しめるので、まず、良しとすべきであろう。
   
   ところで、コロナウイルス騒ぎで、飲食業や旅行業などは、大変な苦境にあると言う。
   バブル期ならいざ知らず、好況の時でも浮沈が激しく、新陳代謝が常態の零細な街の飲食業など、少しでも客足が落ちれば死活問題であろうから、今回の政府の自粛要請など、死刑宣言に等しい影響を与えているであろうと思う。これらを救わない限り、日本の健全な庶民生活など消えてしまう。

   ヨーロッパの多くが実施しているように、官制の規制なり営業自粛要請なら、それに見合った補助援助支援を行うのが当然だと思うのだが、命令だけして、やることと言えば、既に命運が尽きて新陳代謝を図らなければ日本の経済再生を望めないようなゾンビ企業の温存ばかり、
   小賢しい知見を駆使して補助金不正受給を策する輩ばかりを生み出しすっぽ抜けのお役所仕事、
   苦境に苦しむ日本の将来をそっちのけにして、与野党揃って低次元の政局に開け暮れて、誰が考えても子供さえ分る嘘が露呈して、武士道に生きた侍なら潔く割腹していたはずが、歴代屈指の宰相とうたわれた仰ぐべき人物が、恥じさえ感じずにシラを切り通して責任さえ取れない哀れな国日本、
   民主主義を叩き潰して、正気の沙汰とも思えない暴言や嘘と欺瞞に満ちた人物でありながら、米調査機関ギャラップが、Most Admired Man 2020で、18%の回答者がトランプ氏を最も尊敬していると回答、トランプ氏が12年間首位に立ってきたオバマ氏を初めて抜いたと報道しており、信じられないような世界が展開している。

   正気であることが、悪か罪であるような不可思議な世界に生きてきたようで、実に、空しい2020年であった。
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